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【キャメロン視点】

18号

おーい!みんな〜!

キャメロン

誰かいませんか〜?

俺は18と静かな夜道を歩きながら、メンバーを探し回る。

キャメロン

うーん…見つからないなぁ

18号

みんな無事だよね?

キャメロン

……きっと大丈夫だよ

18がこんなに不安になってるんだ。俺がしっかりしないといけない。

そんな謎の使命感に駆られ、汗がダラダラと出てくる。

その時……………

??????

あ、おーい!

と聞き覚えのある声が背後から聞こえてくる。

18号

あ!りぃちょ〜!

りぃちょ

やっほ〜

キャメロン

誰かと一緒じゃなかったの?

りぃちょ

あれ?さっきまで一緒だったんだけどなぁ

そう言うと、また背後から……

????

もー!りぃちょ君待ってよ〜!

キャメロン

え、まちこさん⁉︎

まちこりーた

あ、やっほ〜!

彼女は俺の方を見て、ヒラヒラと手を振る。

18号

やっぱりまちこ達も来てたんだね

りぃちょ

そうみたいだね〜

まちこりーた

知ってる人がいて良かったぁ!

その言葉に、18号は『ねー!』と同意をする。

キャメロン

ここにいないのは………せんせーとニキくんかな?

18号

じゃあ、2人を探しに行こっか!

俺らはニキくんとせんせーを探しに、また暗い夜道を歩き出した。

【りぃちょ視点…?】

りぃちょ

いや、頭わるすぎだろ…w

僕は誰にも聞こえないぐらい小さな声で呟く。

本当に彼らは僕が思っていた以上にアホだったようだ。

りぃちょ

まぁ、いっか

なぜか?

だってこれが上手くいけば………… こんな“地獄みたいな世界”から抜け出せるんだから。

?ぃち¿

(こんなチャンス、逃す訳ない。僕はバカじゃないからね)

そう言うのは、もう1人の僕。

りぃちょ

そうだよ。だからね…………

『彼らを利用して、この世界から抜け出してやるんだ。』

愛された僕と愛されなかった僕

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