コメント
2件
いいよね〜こういうの。五条さんが先生らしくて、すっごくかっこいい(⌯¤̴̶̷ω¤̴̶̷)✧
五条悟
虎杖悠仁
釘崎野薔薇
伏黒恵
頬に手を当てキャー!とはしゃぐ五条と虎杖
そして誇らしげに胸を張る釘崎
夕日に照らされながら4人は高専へ向かっていた
五条悟
虎杖悠仁
釘崎野薔薇
特級呪術師である五条は当たり前に多忙だ
そもそも高専で教師をやれる程の余裕は無いし
年間で休みなんかは当然無い
そんな中で1日中遊んで居られるなんて数年にあるかないかだ
それ故、今日の様な日は奇跡と言ってもよかった
伏黒恵
五条悟
伏黒恵
虎杖悠仁
釘崎野薔薇
虎杖悠仁
伏黒恵
ニヤニヤと伏黒を見る2人に堪らず吠える
そしてこんな状況を五条が見逃すはずも無く、
五条悟
五条までもが煽り出した為伏黒は正に四面楚歌状態になった
伏黒恵
顔を若干赤くし、伏黒はやけくその様に叫んだ
伏黒恵
夜、一人部屋で伏黒はベッドに寝転がっていた
窓の外はもう真っ暗
オマケに夜は曇りで星1つ見えない
墨汁を垂らしたかの様な真っ暗闇が広がっていた
伏黒恵
お世辞にも良い夜景とは思えず、伏黒は本日2回目の溜息を吐く
寝ようと目を閉じた瞼の裏に今日の出来事を思い描いた
女になっていた恩師と驚く事しか出来なかった自分達
下着を身に着けていないと知り、急いで服屋に向かった
そこでは珍しく顔を赤くして照れる恩師の姿を見れた
その後……
伏黒恵
その後の事を思い出して眉間にシワがよる
絡んできた輩に真っ向から勝負を仕掛けた釘崎
自分は見ていただけだった
伏黒恵
寝る気分にはなれなかった
元々電気も付けっぱなしだったし気分転換だった
伏黒恵
五条悟
まさか薄暗い廊下を歩いてたら会うとは思いもしなかった
五条悟
伏黒恵
目の前の先生は相変わらず女
振る舞いだけが何時も通りだった
何時も通り
そう、変わったのは外見だけなのだ
いつか絶対俺が守ると一丁前に思っていながら
肝心な所は役に立てなかった
伏黒恵
五条悟
守るどころか俺は──
伏黒恵
五条悟
───俺はこの人を傷つけた
五条悟
伏黒恵
全部本心だ。心から俺が思ってる
先生は大きな青の瞳を揺らした。驚愕している
伏黒恵
さっき言った言葉を復唱する
五条悟
先生から問いかけられる
伏黒恵
本心だ
父親は俺を捨てた
俺は津美希の様に善人になれない
俺は虎杖の様に明るいムードメーカーになれない
俺は釘崎の様に臨機応変に対応できない
俺は先生の様に強く、綺麗になれない
五条悟
スパンッッ
伏黒恵
良い音が鳴って、俺の頬はビンタされた
伏黒恵
五条悟
抗議しようと声を出し、それを静かに粛される
そして柔らかな手で頬を包まれた
五条悟
五条悟
五条悟
伏黒恵
五条悟
静かに、でも力強く言葉を紡がれる
五条悟
五条悟
五条悟
五条悟
五条悟
白く華奢な手で頬を撫でられる
五条悟
五条悟
五条悟
頭が爆ぜたような感覚がした
沢山の重荷から解放されたみたいに 沢山の悪感情から解放された
視界がキラキラ光って目頭が暑くなる
喉が震え、呼吸が荒くなる
それを我慢してニッコリ笑って言ってやる
伏黒恵
五条悟
自信満々に悪戯っ子のように微笑む姿に涙腺が刺激される
視界が段々と歪み出し、目の前が霞んでいく
嫌だ、もっと見たい
もっと、この綺麗な世界で1人だけの五条悟を
五条悟
家入硝子
五条悟
清潔な病室にいるのは家入硝子と男に戻った五条悟
件の術式が消え、五条が女体化したり猫耳が生えたりすることは無くなったのだ
五条悟
家入硝子
家入硝子
五条悟
家入硝子
五条悟
病室を飛び出した五条の背中に手を振る
家入はコップの中の冷えきったコーヒーを飲む
家入硝子
家入硝子
家入は深夜の出来事を振り返る
消え入りそうな生徒に五条は言った
世界に1人だけ
家入硝子
夏油傑
家入硝子
由珠
由珠
由珠
由珠