時透無一郎
我妻善逸
時透も危ねぇけど善逸の横も危ないだろ。
他の隊士は疲弊で爆睡だが善逸は別だ、危ねぇ。(確信)
時透無一郎
我妻善逸
事前報告制の命日を与えられた善逸は半ギレで竹刀を握った。
不憫なのか相応の報いなのか、まぁ打ち込み台壊れるまで頑張れよ善逸。
時透無一郎
見当たらないんだけど。と別の隊士に声をかける時透。
隊士
あいつそういう所よな、人徳っつーの?
確かに鼻血出して運ばれた隊士いたわ。
時透無一郎
百萌に限ってサボりはないだろうし、と屋敷をうろつく時透。
俺もそれに天井裏からついて行くと、百萌を発見した。
時透無一郎
廊下の隅でうずくまる百萌、本当何してんだあいつ。
百萌
そう眉間にシワを寄せる百萌。
時透無一郎
百萌
時透無一郎
いや何も良くねーだろ、頭悪すぎる事が発覚したぞ百萌。
百萌
時透無一郎
鼻血と興奮って関係ないらしいけど時透の体って都市伝説なの?
あいつの場合力みすぎて血管圧迫されてるの?
百萌
呼吸で止まる?と胸から腹部についた血を、自分のハンカチで拭う百萌。
いやだいぶ鼻血出てるな大丈夫か。
時透無一郎
お前本当最低だな。
俺マジで時透の頭上に壺落としてぇもん、煩悩払えるかもしれねぇし。
百萌
時透無一郎
お前頭の中どうなってんの?
百萌
百萌もうんじゃねーだろ、何頷いてんだよ。
ほら時透の煩悩が目に見えるレベルでもうオーラ化してんだよ、これ以上奴を刺激するな。
時透無一郎
百萌
とりあえず昼の部は問題なさそうだし、俺もそろそろ自分の屋敷に戻るかな。
百萌
時透無一郎
額当てを屋根裏に忘れるという失態をおかし、取りに戻ったが微妙に良い雰囲気でいつ帰るか迷ってる。
マジで微妙に良い雰囲気。
百萌
時透無一郎
百萌
夜、縁側で話すあいつらの姿はもう定番だ。
定番となるまで覗きしている俺自身にも引いている。
百萌
体力がすごい、と欠伸をする百萌。
時透無一郎
百萌
時透無一郎
早く寝ないと明日の稽古に響くよ、と時透は百萌の頬を人差し指でグリグリしていた。
百萌
時透無一郎
何に悶絶してんだよ時透、その片手で目抑えるのやめろ。疲弊しきった商人みたいなポーズしてんじゃねぇ。
我妻善逸
我妻善逸
善逸のこういう時だけ柱にも物怖じしない性格すげぇよなぁ…、俺素直に尊敬するわ。
時透無一郎
我妻善逸
隊律違反に物怖じせず呼吸使う時透はえぐいよなぁ…。
百萌
我妻善逸
我妻善逸
女好き日本代表の善逸が怯む時透の威圧。ちょっと屋敷揺れた。
百萌
我妻善逸
我妻善逸
時透無一郎
我妻善逸
行ってらっしゃい、と手を振る百萌にデレデレで手を振り返す善逸。
我妻善逸(16)が謎の死を遂げない事を俺は切に願っている。
百萌
時透無一郎
百萌
時透無一郎
特別だよ、と時透が肩を叩けば、百萌はまるで水の中に入るかのようにその肩に身を寄せた。
時透無一郎
自室に運ぶなよ煩悩野郎。
お前108個も煩悩ないから楽だろ、百萌一択だもんな。
百萌
時透無一郎
コメント
6件
主さんさすがっすなに食べたらこんな作品思い付くんですかがちおもろい
今回も最高(*`ω´)👍