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主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
3
2
1
主
紫
ピーーーーーッッ
お医者さん
桃
お医者さん
赤
お医者さん
お医者さん
お医者さん
紫side
心電図の値がどんどん、どんどん、下がっていく、 52...47..41..35....31..26..... あれっ……、これって、0になったら…?
紫
怖い。怖い怖い… 人の「死」がこんなに怖いなんて
俺は、俺はしっかりしなくちゃいけないのに
でも…、そんな気持ちとは裏腹に手の震えが止まらない。 足に…、力が入らない。
お医者さん
ドンッッッッッ
お医者さん
怖い。怖い怖い怖い怖い怖いっっ
ギュッッッ
紫
橙
俺の震える手が橙くんの大きな優しい手でそっと包まれた。
大丈夫、大丈夫……、そう繰り返す橙くんの声も震えている。
神様、お願いします。赤を、どうかっ……
祈ることしか
出来なかった。
赤
ガンッッ
赤
頂上に、行けない。
最後の階段と頂上の間が、透明な壁で隔てられている。
赤
やっと、やっと… 頂上に行けると思ったのに。
赤
帰りなさい
赤
上のずっと上の方から、そんな声がした。
次の瞬間、目の前が真っ暗になった。
お医者さん
ドンッッッッッ
赤
お医者さん
青
橙
お医者さん
桃
赤
黄
紫
涙を流しながら赤の元に集まるメンバー達。
病室の四角の窓から差し込む4月の夕焼けが、 メンバーと赤の頬を茜色に染めていく。
それは………まるで、
希望の光、
みたいだった
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
コメント
13件
フォローとブクマ失礼します!
おめでとうございます‼︎後どんだけ主さんは皆んなを泣かせるつもりですか〜( ̄^ ̄゜)
フォロー失礼致しますm(*_ _)m ストーリーを見ながら泣きましたw続き待ってます!