数年前。
まだ私が調理師という夢を持っていた頃だ
幼少楽ガク
幼少楽ガク
幼少奏カナデ
幼少楽ガク
毎日のように私が料理を作って。
お姉ちゃんに食べてもらってた頃だ。
幼少奏カナデ
幼少奏カナデ
いつもいつもおいしいってすごいって笑顔で食べてくれた。
だけど
お父さんが倒れてからだった。
急に私の料理を食べても何も言わなくなったのは。
笑顔もなくなってしまっていた。
幼少楽ガク
幼少奏カナデ
幼少楽ガク
幼少奏カナデ
幼少奏カナデ
お姉ちゃんは食べながらパソコンに向き合っている
あれからずっと
そして
幼少楽ガク
幼少奏カナデ
幼少楽ガク
料理をもどしてしまうのも少なくなかった
食べないことも多くなった。
私は、
私は何もできなかった。
何も知らなかった。
お姉ちゃんが曲作りに熱中している理由を
お姉ちゃんがどうしてそんなに苦しんでいるのか
お姉ちゃんが自分を責めていることなんて
考えてもいなかった______
だけど
少しでもお姉ちゃんに笑って欲しくて
また、おいしいって
笑顔で料理を食べて欲しかった
だけど私は毎日
料理を美味しくなさそうに食べながら作業するお姉ちゃんを
食べても戻してしまうお姉ちゃんをみて
挙句の果てには食べなくなってしまったのをみて。
幼少楽ガク
料理が好きじゃなくなった。
だから辞めた。
辞めてしまった。
タップお疲れ様です! 最後までありがとうございます!
第3話です! どうだったでしょうか! 過去編はまだ続きます! 奏ちゃんのキャラ破壊等ありましたらすみません🙇
コメント
3件
ソラさん作り方上手すぎます!