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こんにちは〜

結構久々の長編です!

少し前にpixivで書いた作品です!!

pixiv全然開いてなかったんですけど、さっき開いてちょっと読んでたらパクリがめっちゃあってショックでした笑

パクリダメ!!
絶対!!!!!

…というわけで、pixivで書いた作品をテラーでもあげていくという異常なことをしている主です((

ネタが無くなったとかそ、そういう訳ではなな、なな、ないですよ?^^;

「僕のにがてなこと」

るぅと

さとみ

・nmmn 地雷の方注意

どーぞ!

僕はなんでもできる

ゲームだってコツさえ掴めば すぐに上達するし、

音楽系のことなら大体分かる

漢字は少し苦手だけれど、 それだって個性として活かせている と思う。

上手くはなくても人並みには できることの方が多い。

でもひとつ、できないことがある

誰かに頼ること。

ピンチのときは自分で解決してしまう から頼れないし、頼り方が分からない

頼ることが苦手な僕。

昔から"なんでもできる"が取り柄 だった。

だけど時々、ポキッと折れて、 壊れてしまう。

自分のSOSに気付かないふりを するから。

気づいてるけど、誰かに頼ると ”負け”になった気がして、プライドが 許さなかった。

何に負けてるのかはイマイチ分からないけど。

るぅと

きょー、は、にちよーび…

るぅと

こーしき、ほーそ…

るぅと

んふふ、えへへ…

呂律が回らない。 寝てれないからだろう

るぅと

ねむい…、

るぅと

ちょっと、だけね…

寝れないけど眠いのには変わりない

とりあえず横になってみる

るぅと

……んしょ、っと

不規則な生活をしているからか、 案外すぐに寝れた

公式放送が始まってBGMタイム。

るぅとがこない。

さとみ

あいつ遅刻か〜?w

ジェル

またやんーw

ころん

いじってやろw

ななもり。

もう…笑

ななもり。

程々にね〜

莉犬

うーん…連絡こないなぁ

さとみ

俺も連絡してみっか

そう言ってディスコをミュートにする

”るぅと”の文字の通話ボタンを タップした。

プルルルルル……プルルルルル……

さとみ

んー…w

プルルルルル……プルルルルル……

さとみ

あいつやっちゃったなw

 もうBGMタイムは終わり、 なーくんが一人一人メンバーを 呼び込んでいるところだ。

プルルルルル…………プツ

さとみ

お、

さとみ

…もしもーし

さとみ

るぅっさん遅刻ですかぁ〜?w

そうおちゃらけて言うが、 返事がこない

さとみ

……?

さとみ

おーい……?

るぅと

……め、……さッ

さとみ

ぇちょ、

あまりにも小さすぎる声で ほとんど聞こえなかったが、異常事態なのはなんとなく察せた

さとみ

……るぅと?どうした?

るぅと

ごめッ…ごめん、なさッ…ッ

さとみ

大丈夫、大丈夫だから

さとみ

落ち着け

るぅと

…め、ッさい…ッごめんなさいッ…すぐ準備、しますッ

よく聞くとるぅとは泣いていた

さとみ

……準備しなくていいから

るぅと

ぇ、ッ

るぅと

あの、ッごめんなさい…っ

るぅと

遅刻して、ほんとにすみませんでしたッ…

さとみ

あぁ違うって

さとみ

怒ってるんじゃなくて、るぅとのその状態だと出れないだろ?

さとみ

とりあえず落ち着け、話はそれから

さとみ

今から行くから待ってろ

ディスコをみると、なーくんから 『もうそろそろさとみくんの番だよ』 『もう繋げないよ〜💦』と きていた

『るぅとと俺今日出れない』 『ごめん、事情は後で説明する』

とだけ送ってディスコから抜けた

さとみ

るぅと…?

さとみ

通話、どうする?

るぅと

……ごめんなさい…ッ

さとみ

大丈夫だってば、気にすんな

さとみ

んーじゃあ通話繋いだままにしとく?

俺も1度、人生のどん底に 突き落とされたことがある。

そんな時、莉犬が一日中俺の隣 でほんとにしょーもないことを 楽しそうに話してくれた。

それで救われたから。今度は俺の番。

さとみ

今から行くからなー

るぅと

……

話を聞いているのか否か 分からないが、まぁ良しとしよう(?)

あぁ、やってしまった。

時刻はもう20時30分。

公式放送が始まってメンバーの 呼び込み中と言ったところか。

るぅと

ぁ…、あ…ぁっ…

心臓の音がやけに五月蝿い。

そんな時に、さとみくんから 電話がかかってきた

プルルルルル……プルルルルル……

るぅと

ど、しよッ

るぅと

ごめんなさいッ…ごめんなさッ

プルルルルル……プルルルルル……

るぅと

でないと…、ッ

るぅと

謝らないとッ…((ポロポロ

そうだ、許して貰えるまで 謝らないといけない。

意を決して通話ボタンを タップした

プルルルルル…………プツ

さとみくんが何か話してくれているが 今はそれを聞く余裕がない。

「ごめんなさい」と謝り続け、 気づいたらさとみくんはディスコから 居なくなっていた。

るぅと

……((ボー

僕に残ったのは、 喪失感と、申し訳なさ。

今頃放送では僕が体調不良やらで 休みと伝えてるだろう。

リスナーさんにも余計な心配を かけてしまった。

るぅと

……グスッ

自己管理が甘かった。 なんでもできるはずなのに。

まだ切れてなかったさとみくんとの電話。

何故か分からないがさとみくんは ずーっと僕にはなしかけていた

僕が何かリアクションするわけでも ないのに。

さとみくんはまるで僕が隣に いるみたいに楽しそうに猫ちゃんたちのこととか、メンバーの話をする

時折僕が、「グスッ」と鼻を啜ったり すると、『大丈夫か?気にすんなよ』 なんて言葉をくれる。

やめてよ、僕甘えちゃうじゃん

るぅと

さと…く、…

さとみ

『んー?』(以下電話)

さとみ

『ちょっと混んでてさぁ、あと15分くらいかかるかも』

るぅと

…だいじょ…ぶ

さとみ

『できるだけ早く行くから、ごめんな?』

るぅと

んー、ん…

さとみ

『……あ!そうそう、こないださぁw___』

るぅと

んー…んふふ

ピーンポーンと無機質な機械音が響く

るぅと

……((ボー

きっとさとみくんが来てくれた

そんなの分かってるのに。

なんだか動きたくないな。

だるい、疲れた。

るぅと

……

さとみ

『るぅと?家ついた』

さとみ

『開けてー』

るぅと

……((ボー

さとみ

『……なぁるぅと…?』

さとみ

『おい…るぅと…!』

少し焦ったようなさとみくんの声

るぅと

ご、め…ッ

ごめん、体が動かない。

まるで充電が切れたロボットのように 体が硬直して動かない

さとみ

『…鍵……使っていい?』

るぅと

かぎ……?

さとみ

『めっちゃ前だけど作ったじゃん』

るぅと

……そー、だっけ

さとみ

『あんまり使いたくはなかったけどな』

るぅと

……うん

数秒後、ガチャっと扉が開く音がした

小さく、お邪魔しますと言って 玄関に入る

るぅとの言葉を肯定と受け取って いつ作ったのかも分からない鍵を使い 部屋に入った

人の気配も無いような静かな家。

みるくんも寝ているのか本当に 静かな部屋だ。

家に着いたからるぅととの通話を終了して作業部屋に向かった

部屋に入るとベットの上で座って ボーッとしているるぅとがいた

るぅと

ぁ……、

その目には光がなく、虚ろとしていた

さとみ

るぅと、

るぅと

ごめ、ッ…ごめんなさいッ

さとみ

大丈夫、大丈夫だから、な?

さとみ

気にすんなって

シーツをギュッと握りしめて、 相当自分を追い込んでるんだろうな と思う。

るぅとの隣に腰掛けて、 ぎゅっと抱きしめる

さとみ

どうした、話してみ((ギュッ

るぅと

ん…、ッ((ポロポロ

俺の腕の中で静かに泣いていたるぅとだけど、しばらくすると話してくれた

るぅと

……ぼく、

さとみ

ん、?

るぅと

たよるの…、にがて

さとみ

……ふはっ笑

さとみ

知ってる笑

るぅとは強がりで、負けず嫌い。

なぜならるぅとはなんでも1人で やってのけてしまうから。

パソコンの不具合も、なーくんや俺に 頼ればいいのに、1人で調べて 最終的には直してしまう。

だから、るぅとは頼ることは苦手だ。

そんなことは6年以上も一緒にいたら 分かるし、理解してるつもりだ。

るぅと

……でもほんとは、

るぅと

りーぬとか、ころちゃんみたいに、あまえたいな

るぅと

ひとりでいるの、つかれた…

眠そうに目を擦りながらゆっくりと 紡がれるるぅとの本音。

さとみ

……そっか、

俺はなにか勘違いをしていたようだ。

俺からしたらるぅとはまだまだ子供。

寂しがり屋で、甘えたがり屋さん

いつの間にか俺たちは無意識に、 「るぅとだから」って理由で、 全然手を差し伸べていなかった。

さとみ

……ごめんるぅと

るぅと

んぅ…?

さとみ

お前俺と6つも違うもんなぁ…

るぅと

うん……?

さとみ

まだまだ、俺の弟ポジだもんな…、笑

いつだって俺を憧れの人として、 俺の背中を追いかけて来たるぅと。

6年前はきっと、そんなるぅとの歩幅に合わせて走っていたんだと思う。

るぅとはなんでも出来すぎるから、 いつの間にかるぅとが立ち止まってる のを俺は気づけなかった。

さとみ

……寂しかったな、ごめんな

るぅと

…っ゛((グスッ

るぅと

ちがぁ…ッうもんッ……

さとみ

ん……笑

泣き疲れたのか目はうつろうつろとしていて、今にも眠ってしまいそうだ

さとみ

ほら、眠いんだろ?笑

さとみ

一緒にいるから、

るぅと

寝てくれる、?

さとみ

え、一緒に?w

るぅと

………別にいいです

さとみ

わーったわーったw

さとみ

んじゃ、おじゃましまぁす

ゴソゴソとベットに潜る

流石に顔を合わせて寝るのは恥ずかしいのか、俺がるぅとの方を向くと ペシッと頬を叩かれた

さとみ

…いって…w

さとみ

何すんだよぉ

るぅと

あっち向いてて…!

大人しく俺がるぅとに背中を向けると その背中に顔を埋めてまた泣き出した

さとみ

……どしたん

るぅと

なんでも、っ゛((グスッ

るぅと

ないですっ、((ヒクッ…グスッ

さとみ

…そ

泣いて喋るのも辛そうだから 今は聞かないでおく。

さとみ

まぁさ、俺最年長だから俺に頼ってもメンバーみんな何も思わないと思うからさ

さとみ

なんかあったらいつでも呼べよ

るぅと

…ぅ"んッ((ヒクッ

るぅと

ぁりがと…ぅ、ございますッ…//(小声)

るぅと

これからはっ、頼るように、しま…す…っ……/(超小声)

さとみ

……(かわいいなおい)

俺に聞こえるか聞こえないかの声量で 呟くるぅと。

本人は相当恥ずかしいようで、 敢えて返事はしないことにした。

それからしばらく俺の馬鹿な話に 付き合ってたるぅとだったが、 だんだんと静かになってきた

さとみ

……(寝た?)

そろーっと後ろを向くと、 まだ幼さが残るるぅとの寝顔が見えた

さとみ

……、笑

静かにベットから降りて、 「おやすみ」と言い残して部屋を出た

さとみ

(メシでも作ってやるかぁ)

僕はなんでもできる

ゲームだってコツさえ掴めば すぐに上達するし、

音楽系のことならだいたい分かる

漢字は少し苦手だけれど、 それだって個性として活かせている と思う

上手くは出来なくても人並みには できることの方が多い

でもひとつ、できないことがある

誰かに頼ること。

ピンチのときは自分で解決してしまうから頼れないし、頼り方が分からない

でも、。

さとみくんが頼れって言うなら、

頼る努力を、してみようかな。

いつか、 苦手じゃ無くしていきたいな。

終わりです〜

超絶イケメンなさとみくんを描きたかったのと、くっそかわいいるぅとくんが書きたかったんです()

幼児化みたいになっちゃって申し訳ない……!!

幼児化大好き人間なので無意識にやっちゃうんですよね…w

あと毎度の事ながら長いッッッ!!!

私の小説長いんです()

ではでは!

最近伸びなくて実はモチベ下がってる主でした((

モチベのためにハート1個でいいんで押してってあげてください😇

ばいちゃ!!

この作品はいかがでしたか?

2,645

コメント

25

ユーザー

すき🥺🥺💞

ユーザー

ブクマ失礼します!

ユーザー

あっ、もう大好きです...!!((

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