曲パロ

ひとりぼっち

夕暮れの。

風を待った

帰り道

ひとりぼっち

誰ひとり。

いなくなった。

この街で。

ひとりぼっち

僕は嫌いなんだ。

死にたいくらいになるんだ。

1人なら死んだ方がマシだよ。

消えてゆく

草むらから

野良猫が顔を出した

目と目が合って

足早に逃げ出す

声をかけたんだ。

でも、反応してくれなかった

まるで僕が幽霊みたいに

皆スルーしていくんだ。

ねぇ、どうしてだと思う？

僕は苦しいな…

ひとりぼっち

わがままで

自分勝手

無責任

ひとりぼっち

ねぇ。待って。

今日ね、1人だけ

喋りかけてくれた人がいるんだ。

とっても優しい人で楽しそうな人

とっても嬉しかった。

楽しかった。

それでね

友達いっぱいできたんだ。

数えられないくらいの友達

僕はもうひとりぼっちなんかじゃないよ、！

ひとりぼっち

誰1人

居なくなった

この街で。