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由紀
由紀
保住 ちせ
由紀
由紀
由紀
仕事が上手くいかず、忙しくなったお父さんは
家に帰るとお母さんを殴った
幼い由紀「やめて!おとうさん!」
目を瞑っても聞こえるお母さんの悲鳴とお父さんの怒声
しばらくその状況が続くと、今度はお母さんがおれを殴った
お父さんがいない日におれを殴り続けた
けどおれは、幼いながらにお母さんの苦しみを知っていたから
痛くても辛くても我慢した
これでお母さんが満足するなら、って
でも、ある日朝起きて最初に見た光景は
血まみれになって動かなくなったお父さんと首を吊っていたお母さんの姿だった
その後の記憶はない
ただ、気付いた頃には施設にいた
おれは身寄りがいなかったから1人になった
のちに警察から、お母さんがお父さんを刺して殺してから自殺したことを知った
おれは暗いから施設の他の子から嫌わていて
おれのお父さんとお母さんを殺したのはおれだと噂されたりもした
誰といても孤独だった
由紀
由紀
由紀
由紀
由紀
ちせが由紀を抱きしめる
保住 ちせ
保住 ちせ
保住 ちせ
保住 ちせ
由紀
保住 ちせ
由紀
保住 ちせ
保住 ちせ
保住 ちせ
保住 ちせ