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なんかこの話テレビでありがとうあみって人がしてた
いきなりですが皆さん、 霊感はありますか?
僕には霊感はありません。
そんな僕が体験した話をします。
気を付けてくださいね。
幽霊は霊感が無くても見えますよ。
看護師
直人
看護師
直人
そう、俺は今日事故にあった。 と言うより俺の不注意だ。
現場の足組み作業中に、2階から落ちたのだから。
看護師
直人
医師からは特に問題ないと言われたが、念の為と一日だけ病院で過ごしてくれ、と言われたのだ。
直人
直人
身体も特に問題ないので、今すぐ病院を出たいが、医師から言われている以上、それは難しい。
早く明日になって欲しかったから、俺は寝る事にした。
直人
そういって俺は眠りについた。
直人
直人
直人
俺は変な時間に起きてしまった。 早く寝すぎてしまったせいだ。
直人
この病院は各階に喫煙所があるが、 21時を過ぎると1階の喫煙所でしか吸えないように、他の階の喫煙所には鍵がかかる。
直人
俺は煙草と一緒に珈琲も飲もうと思い、500円をポケットに入れエレベーターに向かう。
直人
直人
直人
この病院は6階立ての大型病院。 1階が受付及び診察室。 2階から5階は患者の部屋で構成されていて、6階は一般の人は立ち入り禁止になっている。
つまり誰かが6階に居るということ。
直人
そう言って俺はエレベーターのボタンを押す。
すると、1階に止まっていたエレベーターが2階に止まる。
俺はそのエレベーターに乗り込み1階に向かった。
俺はエレベーターで1階に降り、喫煙所に向かう。
途中自販機で缶コーヒーを買い、喫煙所に入る。
直人
直人
そういって俺は煙草を吸い終わり、エレベーターに向かった。
直人
そんな事を考えつつエレベーターのボタンを押す。
すると
ウィーン
6階のエレベーターが動き出した。
直人
驚くのも無理はない。 何故なら、片方のエレベーターは1階に止まっている。 なのに6階に止まっていたエレベーターが動き出したのだから。
チーン
6階に止まっていたエレベーターが、 1階に降りてきた。
少し直人は不気味がっていたが、 自分の部屋に戻る為にはエレベーターに乗るしかない。
仕方ない、と思いエレベーターに乗り 2階のボタンを押す。
エレベーターは閉まり上へと上がっていく。
2階
3階
4階
直人
直人
直人
5階
直人
直人はエレベーターの2階を連打するも、エレベーターは上がり続けた。
6階
チーン
扉が開く。
直人
直人
直人は2階のボタンを押し、閉まるボタンを押すが反応がない。
直人
エレベーターのボタンが動かない事にイライラしながらもふと、エレベーターの向こう側を見た。
エレベーターの向こう側には真っ暗な廊下がただただ続いていた。
直人
そう直人が思っていると、廊下の奥にうっすら何かが見えた。
直人
直人
直人
その影のようなものが、近づいてくるのが分かった。
それと共に何か聞こえてきた。
ハハ
ハハハハ
ハハハハハハハハハハハハハハ
その影のようなものは笑いながら直人に近づいてきたのだ。
直人
直人はエレベーターの閉まるボタンを連打する。
それに反応するように影のようなものは走ってきた。
ペタペタペタペタ
ハハハハハハハハ
影の正体は子供だった。 だが、直人は瞬時にこの世のものでは無いと分かった。
直人
直人はエレベーターのボタンを何度も何度も押すが扉は閉まらない。
そうしている内にも子供はどんどん近づいてくる。
直人
直人
その瞬間、エレベーターの扉がゆっくり閉まり始めた。
ペタペタペタペタ
ハハハハハハハハハハハハ
直人
エレベーターがもうすぐ閉まりかけたその時
ガシッ!
腰辺りに強い力を感じ、直人は恐る恐る下を向いた。
ツカマエタ
その瞬間、直人は意識を失った。
看護師
看護師
看護師
直人
直人
直人
気がつくとそこは自分の病室だった。
看護師
直人
直人
看護師
直人
そういって看護師は部屋から出ていった。
あれは夢だったのだろうか? 今でもあの笑い声が聞こえるような気がする。
ハハ
直人
あの子供の笑い声が聞こえた気がした。
直人
直人
ハハハ
だけど夢が鮮明すぎて、幻聴まで聞こえてくる。
ハハハハ
少し怖くなった俺はとりあえずフロントに向かおうと動こうとした時
チャリン
ポケットから小銭の音がした。 ポケットに手を突っ込み、取り出してみた。
直人
直人
ハハハハハ
その瞬間バッと鳥肌が立った。 昨日の事は夢じゃなかった。
て事は今聞こえてるこの声も...
ハハハハハハ
俺は声の出処を目で探した。
だけど、あの声が聞こえるのは俺の布団からだった。
怖い気持ちを抑え、バッと布団を捲った。
ハハハハハハハ
ツカマエタ