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キキーーーッ
バタンッ
奈那
（あれ...私、なんで....）
ピーポーピーポー...
数時間前
A子
バイバイ！
B子
また明日〜
ガヤガヤ
先生
気をつけて帰ってくださいね〜
梨々花
奈那〜、一緒にかえろ！
奈那
おー！
茉莉奈
そろそろ下校時間過ぎちゃうよ！はやくはやく！
奈那
わあ！まって〜
帰り道
奈那
それで、翔太がさー
私には一緒に帰る友達がいた
茉莉奈
あははwほんと好きだね〜
梨々花
それでそれで！
奈那
それでいっぱい話せてさー
梨々花
え〜いいなぁ！
茉莉奈
好きって言っちゃえよー
梨々花
それなー
･ ･ ･
奈那
ただいま〜
私には帰る家がある
母
あら、おかえり
母
今日はどうだったの？
奈那
それがね〜
家族にも恵まれてる
母
お父さんはもうちょっとしたら帰ってくると思うわ
母
そうそう、卵と牛乳買ってきてくれないかしら？
奈那
うん、いいよ〜
今日の晩御飯、なんだろう
そんなことを考えてた
しかし、事件は起きた
交差点、歩行者の信号は青
後ろを「トンッ」と 軽く押されたような感覚の後
キキーーーーッ
運転を誤った車が突っ込んできた
奈那
（あれ･･･私、なんで････）
バタンッ
ここで記憶は途切れた
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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