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瑠奈
母
瑠奈
瑠奈
母
瑠奈
母
瑠奈
下の階からそんな幸せそうな会話がきこえてくる。また…。また私が殴られた。一体どうしてなんだろう。
母親は…私のことをなんだと思っているのだろう。
まあ、きっと「殴るための物」としか思っていないんだろうな。
瑠奈
母
瑠奈
母
瑠奈
母
あぁ…
どうせ、私を殴った跡を見られるのが嫌なんだろうな。もうバレてるというのに。
○○
○○
○○
意味もない自問自答を繰り返す。
○○
○○
○○
親からの暴力も、クラスメートからのいじめも、瑠奈のお世話も。
全部全部受け止めてきた
でも…心も体も限界かもしれない。
このままでは、私が壊れてしまう。あ…いっそ壊れてしまった方がいいのかもしれない。
私 は 必 要 な の ?
こたえは簡単だね。
母
○○
母
瑠奈
○○
瑠奈
母
瑠奈
ガチャ
スマホと財布。これだけをもって家を出る。
大丈夫。何年も前からお金は貯めている。
夜風がさっき殴られた傷跡にあたって少し痛い。
あ…私、生きてる。
○○
意味もなく呟いた言葉は自分でも気づくことなく消えていった。