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春高予選が近付いてきた。
みんなに迷惑をかけないように、俺は毎日練習をしている。
日向
日向
及川
日向
及川
及川
日向
日向
日向
及川
影山
日向
影山
大丈夫。
頑張らなきゃ。
そして春高予選。
とーるにぃの青城、強豪校の白鳥沢を倒し、全国行きを勝ち取った。
日向
及川
及川
日向
夏
日向
浮かれてた。
もっと、練習しなきゃ行けなかったんだ。
練習、してたら···勝てたのに。
年が明け、東京である春高に出た。
みんな強かった。
でも頑張った。
負けないように、迷惑かけないように。
精一杯。
稲荷崎、音駒に勝って嬉しくて、嬉しくて眠れなくて。
自分が熱を出していることに気付かなかった。
気付こうとしなかった。
ドサッ
日向
影山
影山
日向
日向
澤村
日向
せっかくここまで来たのに。
今更、抜けるわけない。
俺が抜けたら負ける。
勝てなくなる。
囮が、居なくなったら···烏野は地に堕ちる。
俺が居なきゃ。
そうしなきゃっ。
日向
影山
影山
影山
日向
嫌だっ、追い出さないで。
俺の居場所を、奪わないで。
手を、取ってよ···みんなっ。
シーーン
日向
そ、んなっ···。
菅原
日向
俺は、不安な時に過呼吸になる。
最近は過呼吸にならなかった。
不安なこと、無かったから。
でも、一つだけ···失った。
俺のせいで···。
日向
誰も、俺のことなんかいらない···。
その後、熱が下がるまで寝て、家まで送ってもらった。
日向
烏野
日向
そんな事、思ってないくせに。
日向
まぁ···誰も居ないよね。
こんな、俺に···寄り添ってくれる人なんかっ。
日向
つかれた···。
俺はベットに横になり、眠った。
影山
澤村
え、キャプテンっ?
影山っ?
影山
影山
影山
影山
ごめ、···んなさいっ。
日向
怖い夢を見たせいか、熱が上がってきてるように感じた。
目からは何故か、涙がこぼれている。
日向
重い体で階段を降りて、風邪薬を飲んだ。
ソファに、寝そべり···眠ろうとした。
日向
ガチャッ
ドアを開ける音がした。
誰かが帰ってきたのかも。
及川
日向
日向
及川
日向
日向
及川
日向
及川
及川
日向
とーるにぃに方を貸してもらい、部屋に入った。
日向
及川
及川
日向
日向
そう言われ、目を瞑った。
でも、怖かった。
またあの夢を見てしまったから。
烏野のみんなから、邪魔だって言われる。
みんなは、そんな事言わないってわかってる···けど、っ。
心の中では、そう思ってるかもしれない。
そう思ってしまうと···息が苦しくなってきた。
日向
日向
怖いよっ。
苦しいよっ。
誰か···たす、けてっ、。