コメント
3件
うーわ……うーわ!!!!🫵🏻🫵🏻🫵🏻 やばいじゃんありえないほど好きです🫶🏻🫶🏻 最高じゃん...桃くん幸せになっておくれ...🙏🙏 争いの後(?)普通に接してあげてる青さんイケメンかよ(イケメンでした) めっちゃ楽しみ好き〜!!ブクマ失礼します!!!
ほんとによんあいちゃんの作品は全部内容が濃いし、本当に「小説」を読んでるみたいになる、、(?)(これは小説です)ハート100押しちゃったよ........
注意
irxs nmmn BL 青桃 モブ桃表現有 DV表現有 年齢操作
なんでも平気な方だけ、行ってらっしゃいませ。
俺には誰にも言えない過去があった。
一度友達に話したことはあったけど、
その友達からの目線が苦しくて、辛くて
もう絶対に話さないと決めた。
だって、もうその人に会うことなんてないって、思ってたから。
俺は幸せ者だった。
大好きな親友がいて、心から愛する人と付き合えていたから。
だから、もう生涯あんな奴と会うことはないと思っていた。
今日は一人で帰っていた。
まろが先生に用事があるから、先に帰っててって言うから。
俺は全然待つんだけど、
いやいや!!ないこ待たせるわけにはいかんから!!!もしかしたらめっちゃ時間かかるかもやし、ほら!!
って押されたから、仕方なく一人で帰った。
いつもはまろと話しながら帰っていたから、少し寂しい。
まぁ、別に明日また会えるし…
なんて、呑気に考えていた時だった。
がしっ
急に腕を掴まれた。
桃
この、声は。
この声は、この手は。
桃
桃
桃
絶対会わないと思ってたのに。
逃げられたって思ってたのに。
なんで。なんでなんでなんで、
やだ、怖い、助けてッ、
桃
桃
あの時逃げたのに。別れたのに。
桃
なんでまた、俺を見つけるの?
なんでまた、俺を苦しめるの?
『ほら、嬉しいだろ?』
『嬉しくなんかッ…ないッ!!』
『…は?俺に逆らうの?』
『へッ…、』
『そんなやつにはお仕置きだよな』
か『待って、ごめんなさいッ、嘘、やだッ!!』
『痛いッ痛い!!ごめんなさいッ!!』
桃
?
桃
?
桃
?
もし、ここで着いていかなかったら。
また、俺は_____
桃
?
桃
?
桃
?
桃
こいつの前で「彼氏」という言葉は禁句だった。
でも、渋って答えない方が自分にとっては不利だ。
?
桃
?
桃
?
桃
?
冷酷な目。
視線が体に突き刺さる。
怖い。
また怒られる。
桃
?
桃
?
桃
?
桃
せっかく逃げられたと思ったのに。
なんで?またあんな目に遭うの?
嫌だ。やめて。
怖い。怖い。気持ち悪い。
助けて、誰か、誰か
桃
切実な声は、涙と一緒に溶けていった。
あれから1週間がたった。
最近はまろと帰ることも無くなって、毎日あいつの家に寄って殴られたり蹴られたり、時には強引に犯されたりもした。
周りからは心配される日々だけど、このことをバラしたらまろに迷惑がかかる。
こんなこと知られたくない。
またああなってしまったら、一体俺はどうやって生きていけばいいんだ。
だから耐える。耐えるだけ。後少ししたらあいつだって落ち着くから。
だから大丈夫。誰にも迷惑はかけない。かけちゃダメ。
青
桃
青
桃
青
桃
ごめんね、まろ
今だけだから。後ちょっとしたら逃げるから。
そしたら普通に暮らせるから。
青
桃
青
桃
青
青
桃
桃
もうこのまま家に帰ってしまおうか。
何度そう思ったことか。
帰って、まろにサプライズして、いっぱいぎゅーってして、たくさんいちゃいちゃして、
俺はまた、幸せで
なんて、そんな妄想は叶わなくて、
ただただ地獄のような日々を耐えるだけ。
最近は犯されることの方が多くなって、
所々に鬱血跡をつけられるから、
隠すのに精一杯で、まともにまろとも触れ合えない。
あいつは本当に、俺からまろを遠ざける気だ。
桃
桃
?
桃
?
桃
?
桃
?
桃
?
桃
?
桃
チャンスだ。
このチャンスを逃したら、きっともうまろとは一緒にいられない。
怖くない。これで終わりだ。
大丈夫。
きっと、大丈夫。
桃
青
桃
少し声が震える。
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
俺のこと、しんじて
青
桃
青
青
桃
いつも通り、インターホンを3回連続で押す。
?
?
ガチャ、と音がしてドアが開く。
桃
青
いつもの部屋に入る。
そこにはあいつがいた。
そのままあいつの方につく。
まろは困惑の表情を見せていた。
青
?
青
?
?
青
?
桃
信じて、まろ、信じて
俺を信じて 忘れないで
俺を信じて
俺を 信じて
お願い信じて 俺はこんなの望んでない
?
?
?
信じて、
何が、あっても
お願い
俺のこと
まろ、
信じて
桃
桃
?
?
桃
だめだ。こいつの前じゃ怖くて力が、
青
青
?
?
桃
言わないと、また、
?
桃
なぐられ、
青
桃
青
青
?
青
?
青
青
青
?
あいつがまろに向かって手を上げる。
守らなきゃ。俺が受けなきゃ。
でも怖くて体が動かない。
だめ。だめ、だめ、まろはだめ!!!
でも体は動かない。
まろが殴られる。
少しよろけて、でもすぐ体制を直した。
?
?
青
青
?
青
青
?
?
?
青
青
?
青
青
青
青
?
青
?
?
桃
咄嗟に体を守る。
が、衝撃はこなかった。
青
青
?
青
珍しくまろが声を張り上げる。
ふざけてる時とは全く違う、怒りのこもった声だった。
青
青
青
桃
青
桃
青
桃
青
青
青
桃
青
桃
青
いつも通りまろとふざけながら、
いつも通りまろと帰って、
いつも通りの日常を。
これほど幸せなことはない。
俺は今、人生で一番幸せだ。
俺には誰にも言えない過去があった。
一度友達に話したことはあったけど、
その友達からの目線が苦しくて、辛くて
もう絶対に話さないと決めた。
だけど、もう大丈夫。
抱え込まなくたって、今は俺の大好きな恋人がいる。
だから、大丈夫。
俺に笑顔をくれてありがとう、いふくん。
…やっぱやめた。普通の呼び方じゃないと落ち着かないや
俺を救ってくれてありがとう。
愛してるよ、まろ。