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オハナシガステキ、オハナシカンガエタヒトテンサイ
オハナシダイスキ~( ¯꒳¯ 〜)
主
主
主
主
類
類
寧々
彰人
冬弥
類
類
類
類
類
うん!
司くんは、きらきらー、ってしてて、
初めて会った時、ビビッ!ってなった。
周りは太陽に照らされたみたいに明るくて、あったかくて、
あたしは、司くんの笑顔が好きだった
だって周りの人まで巻き込んでニコニコにしちゃうんだもん
なのに。
えむ
えむ
えむ
えむ
えむ
えむ
えむ
えむ
もう司くんのあったかさには触れない
触れなくても、眺めるくらいは、
なんて、欲張っちゃったり…
司は、いつでもニコニコしてて、
アホっぽくて、
きっと、それが周りを笑顔にしてた
でも、ショーをやる時の司はキリッとしてて、
ショーに対する思いが凄く伝わってきた
初めて一緒にショーをした時なんて、
私、大失敗しちゃって、
ショーを台無しにしちゃった。
それを司は凄く怒った
でも、その後謝りに来てくれて、
「ショーをしよう」って、言ってくれた
嬉しかった
ショーに対する強い思いとか、適当じゃない「ごめんなさい」とか、
素直に凄いと思った
司がそういう人なんだって分かってたくせに。
寧々
寧々
寧々
寧々
どれほど怖いのかを知っていたのに、
寧々
素直に、しっかり、
相手に気持ちを伝えられたらな
初めて司くんに会った時の感想は、 「不思議な人」だった。
だって、こんな僕に自ら話しかけに来るような人だ
傍から見れば僕は「変なやつ」だったからね
でも、司くんは「こんな僕」を好きにさせてくれた
「僕」に自信を持たせてくれた
でも。
自信は傲慢になりうるものだ
自信を持たせてくれたのは彼なのに。
それを自分の努力の賜物だと驕って。
判断を見誤って
恩ある彼を見限って
彼さえ居なければ空っぽのままの僕だった
孤独も、空虚も
硬かった仮面だって、
皮肉しか考えられない僕の脳だって
彼の光で変わっていった
僕を芯から変えはしないで、
「僕」を残して変わっていく風景。
でも、前みたいに取り残された感じはしなかった
こんなに凄いことしていても、
彼は全く気づかない。
だから時々思っていた
彼は、誰に救われるのだろう
彼は、神でも、天使でもない
人間だ。
僕らばかり救う彼の痛みは、
どこへ行くのだろう
と
類
類
モブ
モブ
類
モブ
類
モブ
モブ
モブ
類
モブ
類
類
思わず早足になってしまった
類
類
類
気持ちがどうにも落ち着かない
嫌な予感がする
雑音
淡く赤みがかった空
大丈夫。いつも通りの日常だ。
いつもと同じ─
?
類
?
えむ
寧々
寧々
咲希
彰人
冬弥
?
?
類
?
類
類
?
司
司
類
司
司
類
類
類
類
類
司
類
司くん、君が分からないよ
プルル
類
司
類
司
…もしもし?
えむ
えむ
えむ
すまないが静かにしてくれ。
えむ
…落ち着いて聞いてくれるかい?
寧々
今僕の目の前に─
類
─え?
司
司!?なんでそんな!
司
義務って…
司
類
類
司
─司くん。
司
あたしは、
司くんの気持ちが知りたい
司
司
お兄ちゃん、私たちはね?
お兄ちゃんを責めたい訳でも、追い詰めたい訳でもない
嫌なら嫌だと言って
「言いたくない」「分からない」
それじゃ伝わらないよ。
司
司
主
主
主
主
主