テラーノベル
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書きます
普段と書き方変えてるので見えにくいかも
できる限り読みやすくする
主人公 zz サブ主人公 van
とある街
そこには沢山の人から愛された芸人が居ました
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この街は、いつまで経っても
1人の怒る声と、 大勢の楽しそうな声と笑い声が
聞こえていました
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でも、今は…
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泣き声と絶望した声が響いていました
理由はひとつ
街の者は皆、彼を好いていたから
彼に何があったのでしょう
それは、彼のみが知る
いつでも彼の行動力は
「面白いこと」
を求めてきました
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…いつからでしょう
彼が本当に笑わなくなったのは
楽しさを失ったのは
…彼は、何故この街から 居なくなってしまったのでしょう
それは、きっと
「面白いこと」を
探しに行った
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きっと、それが正解な筈
彼は自由だ
彼を縛れるのは誰1人としていない
「何もねぇ~な」
「折角ロスサントス 出たのに」
「やっぱ、俺には あの街が1番かも…」
「でもな~…出たばっかりで 帰るのも…」
「どうしたんだい.ᐣ」
「あ、いえ…なんでも ないっす」
今俺と話してるのは、俺がこの街に来た時に色々と教えてくれた人だ
今はお金が無いから泊めてもらってる
「…あの、」
「ん.ᐣ」
「あの…えっと…俺、 やっぱり前の街に 帰ろうと思いますッ.ᐟ」
「…そっか、送ってくよ」
この人は、どんだけ優しいんだよ…
…
「俺、また来ますから」
「そっか、待ってるよ」
「いつまでもね」
「ありがとうございます」
「…また、いつか」
「嗚呼、あっちでも 楽しく過ごすんだよ」
「僕の事なんか 忘れたって良いんだよ」
「君が、あっちで 楽しく過ごしてくれれば、 僕はそれだけで十分幸せだよ」
「いつかは絶対に 貴方に会いに行きます」
「それで…あの街の 出来事とか…日常とかッ…」
「貴方と話したいんすよッ…」
「君は優しいね、」
「それで、誰よりも 儚く、優しい」
「…きっと、その街で 君は、とても 愛されているんだろうね」
「…え.ᐣ」
愛されてる….ᐣ
…そっか、そうだね
うん…やっぱりあの街に戻らないと
「大切な人達が居るので」
「やっぱ、帰らないと」
「…うん、よく言った.ᐟ」
「それで良いんだよ」
「さぁ、そろそろお別れだね」
「こんなに早く 別れが来るとは 思ってなかったな」
「すみません…」
「謝らなくていいよw」
「いつか、君に会いに 行ってあげる」
「僕はね、君が 楽しんでる所を見たいんだ」
「だからさ、無理に 会いに来ようと するのは駄目だからね」
「無理に会いに 来ようとしたら 怒っちゃうからな~.ᐣ」
「はい、わかりました」
「…あ、そうだ」
「ねぇ、名前」
「聞いても良いかな」
「…僕の名前は、zzです」
「…zz君ね、わかった」
「ありがとう、この数日間」
「とっても楽しかったよ.ᐟ」
「俺も、楽しかったっす」
「ねぇ、1つ、お願いがあるの」
「…もし、その街に」
「あの男、vand-m-が居るなら」
「こう言って欲しいんだ」
「はい….ᐣ」
「…愛してた、また逢う日まで」
「伝えて欲しい」
「…わかりました」
「…あの、貴方は…」
「…vanさんとどんな関係 なんですか.ᐣ」
「…そうだね…ん~」
「まぁ、師弟子の関係…かな」
「あの子は、裏の者 として、とても立派だから」
「…また、いつか逢えたら良いな」
「…vanさんの師匠なんですか.ᐣ」
「うん.ᐟ」
「まぁ、あの子が どう思ってるか 知らないけどねぇ~…」
「今、あの子は何してるの.ᐣ」
「…vanさんは、ギャングの ボスをしてますよ」
「…そうなんだ…」
「ちなみにギャングの名前は.ᐣ」
「MOZUです」
「….ᐟ.ᐟ」
「…マジかぁ…少し嬉しいかも」
「…それじゃあ、そろそろ お話は終わりにしよっか」
「準備して、車来てね」
「…はい、わかりました」
嗚呼…そろそろこの時間が終わってしまう
…でも、また会いに来るって、決めたから
たとえ、彼が死んでいても
「…よし、準備できた」
「お待たせしました」
「全然良いのよ~.ᐣ」
「よし、それじゃあ行くぞ~」
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「はい、空港着いたよ~」
「ありがとうございます、」
「それじゃあ…バイバイ」
「…ッあの.ᐟ.ᐟ」
「名前、なんですか.ᐣ」
「…」
「僕は…」
「百舌鳥、殺し屋だったよ」
「…百舌鳥.ᐣ」
「うん、僕の通り名ってやつ」
「…」
「あ、飛行機来たよ.ᐣ」
「ほらほら、行ってらっしゃい」
「早くこっちに来たら駄目だから」
…やっぱり、貴方は この世に存在していないのか
わかってはいた、 他の人と何か少し違ったから
「…はい、できる限りは 逝かないように気をつけますよ」
「やっぱりわかってた.ᐣ」
「僕が死んでるの」
「はい」
これでも人をまぁまぁ 見てる方だからな
まぁ彼奴には敵わんけど
「僕の分まで、vand-m-を見てくれ」
「仕方ないっすね、託されたのでやってやりますよ」
「…ありがとう、ここに来てくれたのが君で良かった」
俺は街に着いてから真っ先にあの人の元へ向かった
彼からの伝言を伝える為に
「…何処だ.ᐣ」
「vanさ~ん」
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𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
van.side
数日間、他のギャングも警察、救急隊、この街全員が彼を探した
こんなに探しているのに見つからない
ということは街外の可能性が高いだろう
嗚呼…早く会いたい
そう思っていたら
「vanさ~ん」
探していた人の声がする
幻聴か.ᐣとも思ったが
一応見ておこうと、声のした方へ向かっていく
そして、見たのは
この街が探していた
橙色の、少し派手である愛されている彼が居た
「…zzッ.ᐣ.ᐣ」
彼がクルリと周り、此方を見る
「あ、vanさん.ᐟ.ᐟ」
「な、なんだ.ᐣ.ᐣ」
少し彼の勢いに驚きながらも返事をする
「あのですね、vanさんにと 伝言を預かってて」
.ᐣ…一体誰からだろう…
「貴方の師匠から」
「…はッ.ᐣ.ᐣ」
一瞬理解ができなかった
だって師匠はもう死んでいる
何故zzが師匠を知っている
「会ったんですよ、 優しい方でした」
「な、んで…」
「えっと…その…あの~」
「伝言は….ᐣ」
「あ、えっと確か…」
「愛してた、また逢う日まで」
ッ….ᐟ.ᐟ.ᐟ
師匠…
「あの方は本当に… 狡い方だ…」
「…俺、またあの人に 会いたいなぁ~」
「…会いに行く時、 一緒に行きましょうよ」
「ッ.ᐟ.ᐟ」
「…はっ…そうか、いいぞ.ᐣ」
「お前となら、」
「約束っすよ.ᐣ」
「嗚呼、勿論だ」
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「約束…破ったのは 其方ですからね」
「…vanさん」
「一人で会うなんて許さん」
「ヤクソクですから」
「今、会いに行きますからね」
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バンッ
聞き慣れた乾いた音が
辺りに鳴り響く
「遅くなったけど、 今からいくから… vanさん、」
「俺はさ、これで 良かったって思うよ」
「この街も、ありがとう」
さようなら、大切なロスサントス
コメント
6件
ちょいちょいちょい...神作?zzちゃん、vanさん追うのやめてぇ😭でもzzの中ではvanさんが1番だもんね...
わぁ!考察のしがいが ある、お話ありがてぇ🙏
ありがとう!!!!考察のしがいがある!!好きです🫶