テラーノベル
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治くんが去り、 取り残さた私と侑くん。
侑くんは立ったまま 俯いて動かない。
堺天音
宮侑
堺天音
堺天音
宮侑
宮侑
堺天音
宮侑
私が頷くと、
息を吐きながら その場にしゃがみ込む侑くん。
宮侑
堺天音
宮侑
宮侑
堺天音
堺天音
宮侑
堺天音
怒った様子の侑くんに 咄嗟に反論する。
私だってファーストキスが
こんな形で奪われるとは 思ってもみなかった。
堺天音
侑くんに告白されただけでも 意味わからんのに、
治くんも私のことが好きで、 キスされて…。
普通の友達だった私達の関係は ここで終わるのだろうか。
こんな形で、 それはもう呆気なく。
気付けば涙がこぼれていた。
花火も知らぬ間に終わっていて、 帰る人の視線が痛い。
堺天音
侑くんが 気まずそうに目を逸らす。
堺天音
堺天音
どうしたら良いのかわからず ひたすら謝ると、
頭上から溜息が聞こえた。
余計怒らせてしまったかと 身構えたのも束の間、
侑くんの手が私の頭を撫でた。
顔を上げると、 目線を合わせるように
片膝を地面につく侑くん。
宮侑
宮侑
宮侑
“泣かんといて”と 呼びかける侑くんの声は、
壊れ物を扱うように優しかった。
コメント
11件
やばいここで怒らない侑えぐいいい意味でキャラ崩壊すぎるちゅき💗💗💗😭でもまだ欲を言うと治の沼から抜けられない私がいる✋😇
侑ぅ,,,,‼️お前,やるやん,,,大人の階段登って,, お母ちゃん嬉しい(?)‼️ ストーリー1000本おめでとう🩷🩷
侑ぅ″そうだよ、その優しさだよ″ぁ…まじ尊い…最高。続き待ってます…!