私には年上の彼氏がいる
今日は付き合って3年目の大切な日
○○
ふっかー
仕事終わった?
仕事終わった?
深澤辰哉
今終わったところ
すぐ帰るよ!
すぐ帰るよ!
○○
はーい
1時間後
○○
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応答なし
○○
ふっか?
○○
早くー
○○
おーい
ガチャ
深澤辰哉
ただいま
○○
おかえり
遅かったじゃん
遅かったじゃん
深澤辰哉
うん、ちょっとね
○○
何かあったの?
深澤辰哉
うん
ま、まぁ
ま、まぁ
○○
何、正直に言って
深澤辰哉
…帰りに同級生と会って
深澤辰哉
話してたら時間が経ってて…
すると
バンッ!!
深澤辰哉
!!
○○
…覚えて、ないの?
深澤辰哉
え?
○○
今日が記念日だってこと…
深澤辰哉
あ、
○○
もうふっか嫌い!!
そう言って出て行く私を
深澤辰哉
ちょ、待って!
と腕をつかみ
私を優しく包んだ
○○
ふ、ふっか?
深澤辰哉
ごめんな…
その声はいつもより低く、
涙声だった
深澤辰哉
俺がちゃんと詳しく言ってなかったな
○○
…何?
深澤辰哉
覚えてるよ。ちゃんと
○○
えぇ?
抱き終わっでもすでに
ふっかの目は腫れていた
深澤辰哉
実はその同級生にプレゼント
深澤辰哉
何がいいか、相談してたの
○○
そう、だったの?
深澤辰哉
うん。
するとバックの中から何かを取り出そうとする彼
バックから取り出したのは
小さな袋
○○
え、ちっちゃい…
深澤辰哉
待って、ここからね。
そういうと
パカッ
○○
!!
深澤辰哉
俺と結婚してください。
深澤辰哉
絶対に幸せにします
○○
えぇ!?
気づいたらふっかよりも涙が溢れ
顔がぐしゃぐしゃになりながら
うなずくと
深澤辰哉
ほんと!?
やったぁぁぁ!
やったぁぁぁ!
という彼も涙が止まらず
2人が泣き終わったあとには
もう日付が変わっていた
○○
ねぇふっか。
深澤辰哉
ん?
○○
私からもプレゼントある
深澤辰哉
え?
○○
はい!どーぞ!
深澤辰哉
何?紙?
○○
ううん。チケットだよ
深澤辰哉
ん?京都2泊3日旅行?
○○
そう
ちょうど良かったね
ちょうど良かったね
深澤辰哉
そうだな。
○○
ふっか
深澤辰哉
ん?
○○
ありがと。
深澤辰哉
なーにー笑
○○
大好き
深澤辰哉
俺も大好きだよ
深澤辰哉
一緒にご飯作ろうか!
○○
うん!
友達以上から
恋人以上へ
大切な人と
一生大切にすると誓った日でした。