ーオフ日ー
純喜
瑠姫
純喜
瑠姫
純喜
瑠姫
純喜
瑠姫
瑠姫
午後1時。 今日はオフだというのに、純喜が出かけてしまった。
純喜のいない部屋は、驚くほど静かで、寂しい。
瑠姫
家にいてもつまらない。
俺は外をぶらつくことにした。
ガヤガヤ…
瑠姫
瑠姫
騒音が苦手な俺は、コーラだけでも買って帰ろうと、引き返そうとした。 その時ー
瑠姫
純喜
景瑚
声が出そうになった。 純喜…だよな?…なんで? 自分の目を疑った。
純喜が、景瑚と2人で楽しそうに歩いている。 …しかも、手繋いでる、、?
瑠姫
見てはいけないものを見てしまった。 もう取り返しがつかない。
気がついたら、目頭から熱いものが込み上げてきていた。
瑠姫
無意識のうちに、近くの公園へ来ていた。
瑠姫
ショックと走った苦しさで、まともに息ができない。
瑠姫
純喜の楽しそうな顔。声。固く繋いだ手が、皮肉にも鮮明に蘇る。
瑠姫
朝、元気に家を出て行った純喜。あれは、景瑚に会えるから…?
考え過ぎとは分かっているけど、どうしても良くない方向に引っ張られる。
頭を抱えて、目を瞑った。 …もう家に帰ろう。
公園に若い女性が何人かやってきた。
帽子を深く被り直して、その場を去った。
家に帰るなり、自分の部屋へ直行。 電気もつけずにベッドに倒れ込んだ。
瑠姫
置いてあった充電器が腕に刺さって、痛みが走る。
瑠姫
なにもかもがうまく行かず、また目から溢れそうになるものをこらえる。
瑠姫
昨日はハードスケジュールだった。 目を瞑ると、すぐに寝てしまった。
コメント
4件
純喜何やってんねん ー! ( (
ついてない不憫るっくん少し可愛いって思ってしまいました((笑 続きが楽しみです!!