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この物語は 文字を全部読んでくれ 成り行きじゃわかんないと思うから
俺が高校3年の夏 今まで本当の恋など知らなかった
初めて本気で人を好きになって
一生懸命振り向かれる努力をした
彼女は明るく少しおバカで とても優しい女の子
でも彼女のタイプは野球部とかの 高身長ゴリゴリ系らしい。。
俺はアメフトで低身長ゴリだった。
でも言わないのは後悔するしと思って 何回かデータを踏んで告白したんだ
ヒロト
ヒロト
ひな
ひな
ひな
実は両思いだったらしく OKされた
この日は人生で一番幸せだったなあ
ヒロト
ヒロト
って言ったら
ひな
ひな
って、嘘でも俺の脳は本当って 捉えるわな。大好きな彼女だし 付き合いたてだもん
ヒロト
ひな
ひな
ヒロト
ひな
唇をソッと当てた
ヒロト
ひな
といって抱きついてきた
ああ、可愛すぎんだよなあ
でも俺はあることを恐れだしたんだ。
それは倦怠期。蛙化現象。 こいつらだ
世界中のカップルがこれで 砕かれてる。
そして何より自分に自信がないから
飽きられるのが怖くて怖くて
LINEの返事とか遅いと 不安でしょうがなくなるんだ。で、 LINEくると即既読 ダメなのはわかってるけど やめられねえ
そしてとうとうあるミスを犯した。
一時期、過度に「好き」を 言い過ぎたんだ
女子が冷めるボタンを押してるような ものなのを知らずにね
そんなまあ恐れていたことは 起きるよ。そりゃあ
ひな
ヒロト
ひな
ヒロト
付き合って1ヶ月2週間後の デート中だった
こんなことってあんのかよ。。笑 実際その場で泣き崩れたいけど
俺は男だし、 そーいうわけにもいかなくて
ヒロト
ヒロト
ひな
ひな
ひな
ヒロト
ひな
ヒロト
ひな
ああ、終わったよ。 俺は本気でひなが好きだった
高校で愛してるとまでは 言ったら重いが
そのレベルだった。 話してる時は毎日が幸せで
こんな幸せ二度とこない。
多分高校生とか大学生でも この感情を抱く人はほんとに少ない と思う。だから共感は求めない
死んでも失いたくない。 なんなら失うなら死んだほうがマシだ
まあ自殺なんかしねーけど
徒歩20分ほどの 映画館から駅までの道のりを
これだけ長く感じるのは なぜだろう
二人の間に会話はない
ねえ。ほんとに終わるの?
心の声が言う。 でも声が出せない
あぁ、好きだよ。
残り5分。駅が目の前になった時
決死の覚悟で言ってやったんだ
ヒロト
ひな
ヒロト
ひな
ヒロト
ヒロト
ヒロト
ヒロト
ひな
ヒロト
ヒロト
ヒロト
ヒロト
泣いちまった。無理だろ 泣かないとか
あー。恥ずかしい。
ひな
ひな
ひな
ひな
ひな
ひな
ヒロト
涙でぐしゃぐしゃな顔で ひなの顔を見上げた
ひな
ひな
ヒロト
ヒロト
ヒロト
ヒロト
ひな
ひな
ひな
ヒロト
ひな
ヒロト
ひな
ヒロト
ひな
ヒロト
ひな
ヒロト
こうして俺はひなを取り戻した
別に取られたわけではないけど あと少しで 離れ離れになるところだった
帰ったら色々調べることにする 多分「自分」を持つことが 一番なんだと思うけどな
俺はひなと結婚するのが夢だ
ちなみに今日見に行った映画は
あと1センチの恋
俺らのことかな?笑