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俺達は元々、幼馴染だった
幼いゆあん
幼いえと
幼いえと
幼いゆあん
親同士も仲が良く 暇さえあればずっと一緒に遊んでいた
幼いえと
幼いゆあん
幼いえと
幼いえと
幼いゆあん
幼いゆあん
今思えば あの時からえとさんのことが 好きだったのかもしれない
幼いえと
幼いえと
幼いえと
幼いゆあん
幼いえと
幼いゆあん
幼いゆあん
幼いえと
幼いえと
幼いゆあん
そう言って指切りをした
"結婚"の約束を
幼いゆあん
幼いゆあん
幼いゆあん
悲しいことにその願いは 最悪の形で崩れ去ることとなった
第三次世界大戦が激化し、 自分達の町は一晩で火の海に成り代わった
幼いゆあん
幼いゆあん
幼いえと
幼いゆあん
幼いえと
幼いゆあん
ドカーン!!
幼いゆあん
幼いえと
そう言って、えとさんは俺の手をとって 一緒に逃げてくれた
そこから、俺達は孤児になった
一緒に路上で生活し、 時には食べ物やお金を盗んだりもした
大変だったが、 今の生活に比べれば 幾分か楽だったのかもしれない
孤児だった俺達を拾ってくれた人が居た
それが、ここの研究者達だった
そこからはまさに
地獄だった……
幼いえと
幼いえと
幼いゆあん
幼いゆあん
そこでは、様々な実験をされた
まだ、様々なDNA細胞が 見つかって居なかったからなのか
投薬、解剖、通電、…… とにかく何でも受けさせられた
そこで、えとさんは能力を開花させた
幼いえと
幼いえと
幼いえと
研究者
そう言った瞬間、 実験のせいで出ていた えとさんの血がひとりでに動き 研究者達の頭や腹、足などを貫いたらしい
そうやって、えとさんは"能力者"になった
俺はというと "能力を開花出来なかった"
"失敗作"、という訳だ
なら何故生きているのか
それは、能力"らしき"物があったからだ
幼いゆあん
実験体
実験体は能力で炎を出し、 俺に向けて放つ
その時、能力者と非能力者を戦わせ、 非能力者の能力開花を促す訓練をしていた
幼いゆあん
足が縺れ、転んでしまい 俺は炎から逃げられなかった
幼いゆあん
幼いゆあん
軽く走馬灯のようなものが見えたが、
パリンッ!!
という音と共に現実へと引き戻された
幼いゆあん
実験体
幼いゆあん
その時、能力が開花したと 研究者達が喜んだが、
その後、適合率検査をしてみると
0%
俺の、能力を打ち消す力は 能力では無く、体質として能力を 受け付けなかったらしい。
体質な為、どんな実験をしようとも 俺に能力が開花する事は無いと分かった
だが、その体質は研究者にとって、 良いモノだったらしい
出来る限りの戦闘訓練を俺に施し 能力者相手に有効な"兵器"として、
俺は生きることが出来た
細雪
細雪
細雪
細雪
細雪
細雪
コメント
2件
面白いです✨️続き書いて欲しいです