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どこだよここ…

こんな山奥まで来ちまったじゃないか

いったいどこにあるんだよ!

ある研究者の男は

〇〇山と呼ばれる、

行方不明者の多さで有名な山に

新種の植物を探すために

1人で来てしまった

やばい、ほんとにわからない

男は途中で道を間違えてしまい

迷い込んでしまったのだ

もう空は真っ暗だぞ

行方不明者が多いだけあって

すごく不気味な山だな…

でも生きて帰ってるヤツの方が

圧倒的に多いんだし

大丈夫っしょ!

それより、、

なんで地図をなくしてしまったんだろう

男はどこかで地図をなくしたため

手掛かりを探し、辺りを歩いていた

ああ…

電波も届かねぇし…

やばい

お腹もすいたし、もう倒れそうだわ

男はもう何時間も歩いていたため

今すぐでも倒れそうだった

ん…?

なんか光があるぞ

こんなとこに家があるのか!?

男が目にしたのは

れんがづくりのしっかりした家だった

すげぇ

光ついてるし、人住んでるんじゃないか?

もう夜遅いし

泊めてもらえるかな…?

男はその家のドアの前に立った。

よし、ちょっと泊めてもらえるか聞いてみよう

……コンコンコン

誰かいますかーーー

……………

あれ、返事がないぞ

電気ついてるのに

ギィィ

あれ?ドア開くじゃん!!

ちょっと覗いてみよっか

失礼しますー…

あれ、だれもいねぇ

なんだ、空き家か?

こんなとこに人が住んでるわけないもんな

と思ったその瞬間、

!!!

( あそこに女性がいる!)

( 見た感じおばあさんだぞ )

そこにいたのは

1人でうつむいて正座している

老婆の影だった

不気味なことに

老婆のいる部屋だけ

電気は消えていた

なんでこんな暗闇にいるんだ、

寝てるのか?

( ちょっと話しかけてみよう )

すいません、ちょっとお話があって、

老婆

………

…すみませーん

聞こえてますか?

老婆

………

( 返事がない…もう1回呼ぼう )

すみま………

男がもう一度声をかけようとした 時だった。

!!!

老婆はゆっくりと顔をあげたのだった

その老婆の顔は

真っ白で

片方の眼球はなくなり

血まみれになっていた。

なんなんだよ、、その顔!!

やべぇぞ!!逃げろ!!

男は逃げようとした

しかし…

老婆

…ウギャァァァアァァ!!!

老婆

オィィィ、マテェェェェェェェェェ!!!

老婆は即座に立ち上って走り出し

男の首を強くつかんだ

ゥグゥゥゥァア……

老婆の口が裂け

大きく開き

男の首を噛みちぎる

ゥゥ………

そして、胴体から頭がとれ

床には男の頭がころがった。

老婆は、そのとれた首を

じっと眺めていた

その老婆の顔は

ひそかに笑っているのだった

老婆

……フフ

老婆

これでまた……

老婆

友達が増えたぁぁ………

老婆

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