小根島葉臼
小根島弾斗
小根島葉臼
小根島弾斗
小根島葉臼
小根島葉臼
弾斗とこの先どうすれば良いのか話していると 庭の方から俺等を呼ぶ声が聞こえる 自然と背筋が伸びるのが分かった
???
焼火金作
小根島弾斗
小根島葉臼
現在俺達に借金を返せるような大金は無い どうすれば良いのか分からずに その場で右往左往していると金作さんが口を開いた
焼火金作
焼火金作
小根島葉臼
小根島弾斗
小根島葉臼
小根島弾斗
呆れたような視線を送ってくる金作さん その気持ちは分からなくも無いが 今は本当に勘弁してほしい
小根島葉臼
小根島葉臼
焼火金作
焼火金作
疑うような視線を此方に向けてくる もうかれこれ2、3年は借りているから もうこの視線にもさっきの視線にも慣れてしまった
小根島葉臼
小根島弾斗
小根島弾斗
焼火金作
焼火金作
何を思ったのかは知らないが どうやら3日は待ってくれるようだ でもそんな短期間じゃ金は用意出来ない 後、5日は欲しい!
小根島葉臼
小根島葉臼
小根島葉臼
焼火金作
焼火金作
小根島葉臼
小根島葉臼
圧に負けて4日に減らしたのに 金作さんは聞く耳を持たない
焼火金作
焼火金作
小根島葉臼
誰も家を燃やされたくはないだろう それにこの家は弾斗との思い出が詰まっているんだ 村にも思い出がある 村まで追い出されるのは嫌だ
焼火金作
焼火金作
小根島葉臼
焼火金作
小根島葉臼
小根島弾斗
あれから3日が経った だが金は用意出来ていない
小根島葉臼
小根島弾斗
門の方から足音が聞こえた 背筋が凍っていく 鼓膜が拒否反応を起こしていく 声を聞きたくない。姿を見たくない 「早く出ていってほしい」 そんな考えが浮かんでくる
焼火金作
小根島弾斗
その質問に先に答えたのは意外にも弾斗だった 弟に何をさせているんだと思ったが 家を燃やされる恐怖の方が強くて何も言えない
焼火金作
小根島葉臼
必死に声を出して伝える 家だけは燃やさないでほしいこと、 弾斗だけは追い出さないでほしいことを
小根島葉臼
小根島葉臼
小根島弾斗
焼火金作
少しの間黙った後、金作さんは静かに呟いた
焼火金作
小根島弾斗
小根島葉臼
俺も弾斗と別れるのは寂しい けど折角金作さんが許可してくれたんや この機会を逃すわけにはいかん 最後ぐらい兄らしく、最後ぐらい笑って
____別れたいんや____
小根島葉臼
小根島弾斗
焼火金作
これで良かったはずや 弾斗が幸せならそれで良い ゆっくりと閉まっていく村の門を閉まり切るまで 眺めた後、俺はある国へと歩き出した
小根島弾斗side
小根島弾斗
焼火金作
焼火金作
背中が見えなくなるまで見送った後 俺はその場に座り込んだ 葉臼と居た時間は物凄く短かったが楽しかった 短かったからこそもっと一緒に居たいと思ってしまう
小根島弾斗
不意に思い出した。葵達のことを 今まで葉臼と一緒に居て忘れてしまっていたが 元の目的は葵達と合流することだ 思い立ったら直ぐに行動しなければ 必要な物だけを持って俺は村を出た
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次回はらっだぁside!お楽しみに!