主
主
主
主
主
らっだぁside
金豚きょー
金豚きょー
盗賊に襲われた時、俺ときょーさんは 同じ方向に逃げたため既に合流していた きょーさんに胸ぐらを掴まれ怒鳴られる
金豚きょー
金豚きょー
らっだぁ
胸ぐらにあったきょーさんの腕を退け、静かに呟く 俺のせいで皆がバラバラになってしまった事くらい それぐらい分かってる
盗賊
金豚きょー
金豚きょー
盗賊の話す声と足音が近付いてきたため まずは此処を離れる 舌打ちをしながらも離れる事を伝えてくれる辺り まだ俺のことを見捨てては居ないようだ
結構な距離を走った いつの間にか森を抜け、下には人里が見える
金豚きょー
らっだぁ
近くに茶屋があったので中で茶を貰うことにした 俺達は葵やぴくとと違って金はあったので金銭的な部分は あまり問題はないが、問題は衣食住だ 問題はないと言っても毎日 泊まらせてもらったり、買ったりしていれば 問題はない何て言えないだろう
らっだぁ
???
らっだぁ
金豚きょー
急に話し掛けられて あのきょーさんも驚いているようだ そこにはこの町では珍しいスーツを着た人が居た
らっだぁ
???
コンタミ
らっだぁ
金豚きょー
俺は友好的に話しかけたのに対し きょーさんは警戒しているようだ こんなに優しそうなのに! コンタミさんは徹夜明けなのか目の下に濃い隈がある 大変だなと思いつつも関係ないかと勝手に片付けた
コンタミ
コンタミ
らっだぁ
正直にそう話せばコンタミさんは 一つの提案をしてきた
コンタミ
らっだぁ
金豚きょー
大丈夫なのかという目で見てくるきょーさん 流石にその辺の奴等よりは大丈夫だとは思うが きょーさんが不安になるのも仕方ない 今のきょーさんは何も言えない 家が無くては生きるのも難しくなる かと言ってコンタミさんを 完全に信用する事も出来ない
らっだぁ
金豚きょー
不安だといった表情できょーさんは続ける
金豚きょー
らっだぁ
らっだぁ
きょーさんはため息をついて コンタミさんに住まわせてもらう事を伝えに行った
コンタミ
俺達がこれから使う部屋に案内される 歳上に君付けされるのは嫌だったので 呼び捨てにしてもらった きょーさんは俺がそう呼んでいたからかさん付けだが
コンタミ
らっだぁ
そう言って部屋を出ていくコンタミさん 最後まできょーさんは睨んでいたが さっきよりは警戒も薄れている
金豚きょー
全然薄れてなかった 相変わらず警戒心の高すぎる所に 関心さえしてしまう 適当に返事をして、俺も部屋を探索し始めた
らっだぁ
金豚きょー
らっだぁ
何か本のような物を持っている きょーさんに近付く 表紙には手書きで「a国の資料」と書かれている
らっだぁ
金豚きょー
らっだぁ
金豚きょー
開いて中を見てみるとa国というよりも 「レウ・クラウド」という人間の資料だった コンタミさんにとってレウって人は敵なのだろうか それともただ興味本位で調べているだけか もしくはレウって人を救うために____
コンタミ
らっだぁ
二人して急に現れたコンタミさんに驚く もう隠すことは出来ない 俺は覚悟を決めてコンタミさんを問い詰めることにした
らっだぁ
恐怖で若干声が上ずってしまう部分もあったが 何とか言い切れた 真っ直ぐにコンタミさんの目を見る
コンタミ
コンタミ
コンタミさんは静かに息を吐き、小さく呟いた
コンタミ
そう言うコンタミさんの目は悲しそうだった 必死に涙を堪えているのが分かる だが、最後は堪えきれずに涙が頬を伝っていく 友達を失う気持ちは俺にも分かった それはきょーさんも同じだろう 膝から崩れ落ちたコンタミさんの背中を擦る
コンタミ
らっだぁ
金豚きょー
コンタミさんはきょーさんの言葉に 一瞬戸惑ったがゆっくりと頷いた
らっだぁ
コンタミ
金豚きょー
コンタミ
その後は取り敢えずレウさんの特徴を教えてもらった a国在住で妹が居り、痩せ細っているらしい 場所の特定がある程度出来ているのなら後は楽だ a国の住民にレウさんの写真を見せればいい! レウさんの写真は持ってるらしいから
金豚きょー
らっだぁ
布団に潜った時、ある疑問に気付いた まだ俺が幼い頃、地図で見たことがある この町からa国までは歩きで3年は掛かるらしい 俺ときょーさんが今18歳だから着く頃には21歳だ 3年もあるなら俺は、a国に行きながら自分の国を創りたい
金豚きょー
同じく布団に潜ったきょーさんからそんな事を言われる 声に出てしまっていたのだろうか 少し照れながら頷いた
コメント
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段々ネタ無くなってきた ということでネタ下さいませ 使うか知らんけど