零
ついに来ちまったな、この日が……
渉
そうですね…
夏目
そうだネ
奏汰
ぼくもいっしょにぷかぷかします〜
渉
あれ、宗…さっきから黙ってますけど、泣いているのですか?
宗
違うのだよ、綺麗に舞うことを考えていたのだよ
宗
言われたからには芸術的に仕上げるのが僕なのだよ
夏目
(いつもみたいな感じデ…)
夏目
(このまま、終わっていくノ?)
零
さ〜て、来るかな?
レオ
よっ、待たせたなっ!
レオ
『Knights』の『王さま』、月永レオ様のお通りだ!
レオ
…恥ずかしいな、やめた!
零
待ってたぞ、月永くん
レオ
よし、それじゃあ…
レオ
『JUDGMENT』を開催する!
宗
まずは僕からなのだよ!
宗
マリオネットッッ!!
レオ
おわっ!?(糸か…簡単に切れそうだけどな……)
夏目
……
渉
次は私が相手をさせていただきます♪
渉
AmazingなShow timeを♪
レオ
おわわっ!(前が見えない……)
レオ
(鳩、多いぞぉ、、)
レオ
(う〜、休む暇がない……)
渉
ふふん♪効果抜群のようです♪
奏汰
つぎはぼくがやります
奏汰
ぷかぷかおよぎましょ〜♪
レオ
!?
レオ
(水中みたいに…息が苦しくなって……ッッ!?)
零
トドメは夏目に任せた
夏目
待ってよ、零にいさん────!!
零
月永くん……
零
夜闇へ誘おう────
レオ
(やっぱり、『五奇人』は最強だな)
英智
(やっと僕たちの出番かな…)
英智
(僕の攻撃を────)
レオ
ガハッ……
英智
え……?
零
!
渉
!?
宗
?!
奏汰
?
夏目
……!?
レオ
ガハッ……ハァハァ……ッッ
レオ
ぅ……ッ、バタ
零
月永くんっ!!
夏目
……何が起こってるノ?宗にいさン、奏汰にいさン!
奏汰
……っ
宗
見らなくていいのだよ
夏目
……ァ…
零
ダメじゃ、心臓が止まっておる……っ!!
零
(なぜじゃ?あらかじめバリアをはることもできたはずじゃ……)
零
(まさか…『JUDGMENT』を終わらせるため……?)
英智
(どうやら、月永くんのおかげで、僕たちの出番はかき消されてしまったよ……)
英智
(まさか、その身を捧げて『JUDGMENT』を開催していたとはね…)
英智
(あまりにも代償が大きすぎるよ)
零
月永くん、お主のおかげで、我輩たちは自由の身となった
零
お主の望んだ『五奇人』のまま…という結末には、神様が許さなかったようじゃ……
奏汰
『かみさま』などいませんでした……
渉
悲しい時こそ笑いなさい、踊りなさい!
夏目
渉にいさン……
渉
あなたまでそんな顔をされると、私も悲しくなります
零
すまんのう……
零
日々樹くんたちとは、ここでお別れじゃのう
渉
はい♪
渉
ちょうど地方線ぴったりです!ん〜、Amazing♪
奏汰
ぼくもかえります
奏汰
さようなら
宗
僕も帰るのだけれど、二人とも気をつけるのだよ
夏目
わかってるヨ、宗にいさン……
夏目
ありがとウ、みんナ……
零
逆先くん、どうじゃ?魔法はあとどれくらい持つのかえ?
夏目
あト、一時間だヨ
零
月永くん、頑張るのじゃ、、
零
もう少しで『Knights』の元へ着くからのう
レオ
ハァハァ……