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家出女子

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家出女子

第2話 - 家出女子 -シーズン1- 第2話

123

2021年06月07日

#ミステリー

#サスペンス

#衝撃のラスト

#ちょいエロ

愛梨

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123

愛梨

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アヤナ

わぁ、ここがヒロユキさんのおうち？

ヒロユキ

そう！自分の部屋だと思ってくつろいでね

ヒロユキ

さ、上がって！

男

おいテメェ！

バキッ！

ヒロユキ

うぎゃっ！

アヤナを部屋に上げようとした瞬間

物陰からガタイのいい男が現れ

突然、殴られる

ヒロユキ

（い、いきなり何だ！？）

男

人の女に何してやがる！

ヒロユキ

は？人の女って…

アヤナ

ぐすっ、怖かったよぉ…

ヒロユキ

は？なに言って…

男

俺のアヤナに手を出しやがって！

バキッ！

ヒロユキ

ぐあっ！

男

俺の女に手を出したんだ、金出せ

ヒロユキ

は…？

男

金出せっつってんだよ！

男

また殴られたいのか！？

ヒロユキ

だ、出しますからっ…はい！

男

…これじゃあ足りねぇなぁ

男

家の中にある金もよこせや！

ヒロユキ

ひっ、は…はいぃ！

男

…ち、シケてんなぁ

アヤナ

お金も貰ったし、もう帰ろうよ

男

そうだな…

ヒロユキ

くそぉ…ツツモタセってやつかよ

ヒロユキ

痛ぇ…

男とアヤナの後ろ姿を見ながら

ヒロユキは情けない気持ちで

それを見送るしかなかった

翌日

上司

ははぁ、ツツモタセか

上司

それは災難だったなぁ

ヒロユキ

おかげで、ひどい目にあいましたよ

上司

同じような手口で騙されたって

上司

ミーチューブの配信でも

上司

晒されてたしな

ヒロユキ

はぁ…

上司

まぁ、そんな落ち込むな

上司

確かに上手くいかない事の方が多いけど

上司

実際に会えて良い思いをする事だってあるさ

上司

この前の子なんて

上司

もう本当に最高だったしなぁ、ぐふ

ヒロユキ

…どうやったら

ヒロユキ

美味しい思いできます？

上司

諦めないことだな

上司

数をこなせば勘も磨かれてくし

上司

自衛もできる

上司

頑張りな、はっはっは

ヒロユキ

…くそ、調子に乗りやがって

ヒロユキ

もうちょっとやってみるか

夜

ヒロユキ

とりあえず、声掛け以外に

ヒロユキ

自分でも募集してみるか…

ヒロユキ

…『下心はありません』

ヒロユキ

『あなたを助けたいんです』…っと

ヒロユキ

誠実な男アピールしとけば

ヒロユキ

女ウケも良いはずだ！

ピロン

ミノリ

助けてくださいお願いします

ヒロユキ

（お、早速きた！年齢は…）

ヒロユキ

（高2！やった、女子高生だ）

ヒロユキ

駅で待ち合わせしたいので

ヒロユキ

誰だか分かるように

ヒロユキ

写真を送って下さい

ミノリ

分かりました、送ります

ヒロユキ

（黒髪ロングの清楚系！）

ヒロユキ

（俺のどストライクだ！）

ヒロユキ

（早速、駅に迎えに行こう）

ミノリ

…………

ヒロユキ

…いた！しかも写真より可愛い

ヒロユキ

は！まさか騙されてないよな…

キョロ、キョロ

ヒロユキ

…周りに男はいなそうだな

ヒロユキ

とりあえず声をかけても

ヒロユキ

大丈夫そうだ

ヒロユキ

…ミノリちゃん？

ミノリ

あ、ヒロユキさん…ですか？

ヒロユキ

そうだよ…えっと、どうする？

ミノリ

…このまま

ミノリ

家に行っても良いですか？

ヒロユキ

あ、ああ…良いよ

ヒロユキ

（このパターン、もしかして…）

ヒロユキ

（アパートに入るまでは）

ヒロユキ

（警戒しておこう）

ミノリ

ここがヒロユキさんの家ですか？

ヒロユキ

うん…

キョロ、キョロ

ヒロユキ

（男はいなさそうだな…）

ミノリ

ヒロユキさん？

ヒロユキ

あ、何でもないよ！

ヒロユキ

さ、上がって

ミノリ

おじゃまします

ヒロユキ

（よし、アパートに入ったけど）

ヒロユキ

（男が飛び出してくる気配はない）

ヒロユキ

（本物の家出少女だ！）

ミノリ

実は私、父親から

ミノリ

暴力を振るわれてるんです…

ヒロユキ

それは辛かったね

ヒロユキ

（この子、本当に可愛いな）

ヒロユキ

（しかも俺好みの未成年…）

ヒロユキ

（まずまずだ…）

ミノリ

前は軽く

ミノリ

叩かれるくらいだったんですけど

ミノリ

それが、だんだん

ミノリ

エスカレートしてきて…

ミノリ

最近はもう

ミノリ

命の危険を感じるくらい

ミノリ

殴られるようになったから

ミノリ

殺されるんじゃないかって

ミノリ

怖くなったんです…

ヒロユキ

そうだったんだ、辛かったね

ヒロユキ

（この子は経験済みかな？）

ヒロユキ

（でも、こういう清楚系こそ）

ヒロユキ

（実は経験豊富だったりするんだよな…）

ヒロユキ

（過度に期待するのは良くない）

ヒロユキ

（あぁ、でも早く押し倒してぇ）

ミノリ

それで、家出できる場所を探してたら

ミノリ

ヒロユキさんのツイートを見つけたんです

ミノリ

下心が無いっていう誠実なツイートを見て

ミノリ

この人なら…って

ミノリ

ヒロユキさんにDMを送りました

ヒロユキ

そうだったんだね

ヒロユキ

（やっぱ誠実アピールって）

ヒロユキ

（女ウケいいんだな…）

ヒロユキ

（くく…ひとつ学んだぜ）

ミノリ

あと、実は私…今回の家出が

ミノリ

初めてなんです…

ミノリ

だから、分からないところも

ミノリ

いっぱいあるんですけど

ミノリ

よろしくお願いします

ヒロユキ

（よろしくお願いしますって事は）

ヒロユキ

（もう押し倒しても良いよな？）

ミノリ

…ヒロユキさん？

ヒロユキ

（だめだ、もうガマンできない！）

ヒロユキ

ミノリちゃん！

ガバッ

ミノリ

きゃあっ…！

ヒロユキ

はっ、はっ…ミノリちゃん

ヒロユキ

（震えるだけで抵抗しないって事は）

ヒロユキ

（もう同意したって事だよな！）

ミノリ

うっ、や…あ

ヒロユキ

（せっかくの制服だ）

ヒロユキ

（全部脱がすのはもったいない）

ヒロユキ

（着せたままで──）

ミノリの制服を捲り上げ

その肉体を拝もうとした時──

ヒロユキ

な、何だこれ！？