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妖狐のおふとん 、、犬(
ラムネ
君が死ぬ夢を見る。
それも毎日。色んな方法で。
嫌いな訳じゃない。
仲が良い訳でもない。
私とは縁もない、ただたまに顔を見るだけの君が
無様に死ぬ夢を見続けている。
いそいそと弁当を口に運ぶ。
固まった白米を舌でほぐす。
なつみ
なつみ
ぼっち飯の寂しさを独り言で誤魔化す。
…誤魔化せない。
なつみ
なつみ
と思ったのも束の間。
マリア
なつみ
どきりとした。
ドアの前で立ち尽くしている、見覚えのある顔を見た。
いつも、夢で死んでいる___
なつみ
なつみ
マリア
マリア
なつみ
西條マリアちゃん。カッコいい名前だったので、私にしては珍しく覚えている。
クラスメイトの、 うんたらかんたらの留学生のほにゃららだ。
なつみ
マリア
なつみ
マリア
なつみ
マリア
生きてる君って、こんな感じなんだ。
なつみ
マリア
なつみ
マリア
死体と喋ってる感じ。
なつみ
マリア
なつみ
マリア
なつみ
マリア
なつみ
「毎日、君が死ぬ夢を見るんだ」って、言ってみようか。
なつみ
マリア
なつみ
マリア
ドン引かれるだろうな。
なつみ
マリア
なつみ
マリア
趣味の悪い奴だ、って思われるだろうな。
なつみ
マリア
なつみ
マリア
なつみ
たじろぐ貴方は、少し珍しい様に感じた。
マリア
なつみ
マリア
なつみ
逆光で、君の笑顔が眩しい。
死顔よりも、ずっと綺麗だった
教室に帰った後は、一言も交わさなかった。
校門の前で君を待ってみたけど、君が現れることはなかった。
教頭先生が校門から出てきて、待ち合わせをしている生徒たちを捌けさせていく。
名前を呼んでも返事はないまま、私は帰路へ就く人混みに押し出されていった。
……………
………
…
そうして君と会うこともなく、
また、真っ暗な夜が来てしまった。
布団の中で、ふと意識が薄れる感覚がする。
…
今日も私は、君が死ぬ夢を見るのだろうか。
太陽が照っている。
私と君は屋上に居た。
いつもは第三者視点で、君が死ぬ所を見ることしか 出来なかったのに___
私はここに居て、君は私を見ている。
接触したことで、私の中で何かが変わったのかもしれない。
【君】
話しかける前に、君が話しかけてきた。
マリア
【君】
【君】
マリア
マリア
【君】
【君】
マリア
マリア
マリア
マリア
マリア
【君】
【君】
【君】
【君】
【君】
【君】
マリア
【君】
【君】
【君】
【君】
【君】
マリア
【君】
【君】
【君】
マリア
マリア
マリア
【君】
【君】
そう言うと君は、2m近くあるフェンスを軽々と乗り越える
あくまで義務を果たすかのように。
【君】
【君】
くるり
躊躇いも無く、君は逆さになった
マリア
私と静けさだけが取り残される。
マリア
マリア
マリア
マリア
コメント
10件
初コメ失礼いたします!! めちゃくちゃに物語の内容が好きすぎます……っ!! 最初は視点がなっちゃんだったのに、最後ら辺(夢)ではマリリンになってて、視点が変わるというのがすごく好きです……これからどうなるのやら…続き楽しみにしてます!!!!!
一話に全部突っ込むスピード感と勇気凄すぎる 「夢では嘘を吐けないんだ その代わり、夢も嘘を吐かない」これ好きすぎる
初めて触ったのでお見苦しいところがあるかもしれません💦 これから上手に書けるように頑張ります!