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アニメ好きさん ありがとー〜!!!!!! (*/ω\*)キャー!!
幸咲さん ありがとう、いま書いてるから ちょっと待っててください!
続き気になる〜!!!!!! (*/ω\*)キャー!!
???
「浦田」さんか、、、
どこにでもいそうっていうか なんというか
村瀬 蛍
浦田さん
浦田さんは笑いながら言う
クシャッとなった笑顔は とっても可愛いかった
浦田さん
村瀬 蛍
浦田さんは俯き、またジッと私を見て 口を開く
浦田さん
村瀬 蛍
浦田さんの口から飛び出したのは 予想外の言葉だった
村瀬 蛍
私は思わず聞き返す
浦田さん
浦田さんは私の返事を待っているようだ
村瀬 蛍
部屋には沈黙が流れる
バンッ!
村瀬 蛍
浦田さん
その沈黙を破ったのは
???
勢いよく扉を開けて入ってきた 赤髪くんだった
浦田さん
浦田さんは驚いたように目を見開く
???
???
浦田さんを華麗にかわし、赤髪くんは 私を見る
???
そう言った坂田さんは手を差し出す
坂田さん
握手だ。でも、私今握手ができる状態じゃない。
村瀬 蛍
だけ、言う
だが、坂田さんは
坂田さん
と言って私の手を握る
浦田さん
浦田さんが止めた時には もう、遅かった
村瀬 蛍
私の右腕には激痛が走る
村瀬 蛍
坂田さん
坂田さんは慌てて手を離すが
浦田さん
浦田さんが「これ」と指さした 所には私の右手があった
村瀬 蛍
巻いたばかりの包帯には 血が滲んでいた
坂田さん
坂田さんの顔は青ざめていった
浦田さん
浦田さんが淡々とした口振りで言うと
坂田さん
坂田さんは情けない返事をし、とぼとぼ帰っていった
と思ったが
坂田さん
扉の所から顔を出し
坂田さん
そう言い残し今度こそリビングに 帰っていった
村瀬 蛍
どっかで聞いたことあるな、
ていうか、坂田さんの自己紹介は 2回目な気がする
浦田さん
浦田さんが包帯を巻き直しながら 話しはじめる
浦田さん
村瀬 蛍
そうだ、どうしよう
蒼くんを思うとやった方が いいのかもしれない。でも
村瀬 蛍
学校だってあるんだ
浦田さん
村瀬 蛍
「中学生」?
村瀬 蛍
浦田さん
村瀬 蛍
浦田さん
村瀬 蛍
浦田さん
村瀬 蛍
浦田さん
村瀬 蛍
浦田さん
村瀬 蛍
確かに、高校生にしては 150cmは小さいかもしれないけど
村瀬 蛍
村瀬 蛍
浦田さん
私と浦田さんは睨み合いになった
ガチャ
???
扉を開け入ってきたのは 青髪の男性だった
村瀬 蛍
私は目を疑った
???
青髪の男性は優しく微笑みかける
村瀬 蛍
その微笑みはまさに 「蒼くん」そのものだった
村瀬 蛍
私は恐る恐る聞いた
???
男性は少し困った様子で
???
と言った
村瀬 蛍
そうだよ、蒼くんはもういないんだよ。
村瀬 蛍
ただ、もしかしたらって思っただけなんだ
村瀬 蛍
私の声は震えていた
こんなとこで泣いたらだめ
そう思い、私は
村瀬 蛍
口を思いっきりへの字に曲げた
浦田さん
浦田さんは思いっきり笑った
そんな浦田さんを見ていると
村瀬 蛍
私も なんだかおかしくなってきた
そらるさん
そらるさんはイマイチ理解できていない様子だった
涙なんてもう、どこにもなかった
村瀬 蛍
ほんの少しの間だけ私は笑っていた
浦田さん
浦田さんは顔を下に向けた
あれ、引かれた?
村瀬 蛍
私が浦田さんの顔を上げると
???
そこには真っ赤な顔の浦田さんがいた
村瀬 蛍
私が熱を確認しようとおでこを くっつけると
浦田さん
ペチンッ
村瀬 蛍
私の頬に軽いビンタをする
村瀬 蛍
私が説明を求めるように そらるさんの方を向くと
そらるさん
そらるさんは浦田さんを見ながら ニヤニヤしていた
浦田さん
浦田さんはまだ顔を真っ赤にして ふてくされた様にそらるさんに言った
村瀬 蛍
私の頭はますます、こんがらがる
浦田さん
この空気を壊すように浦田さんが言う
そらるさん
そらるさん
そらるさんは私の方を向き
そらるさん
と、笑う
村瀬 蛍
何のだよ
浦田さん
浦田さんが1番聞きたかったことを 聞く
そらるさん
村瀬 蛍
浦田さん
村瀬 蛍
ん?
村瀬 蛍
浦田さん
そらるさん
いやいやいやいや
村瀬 蛍
浦田さん
村瀬 蛍
浦田さん
浦田さん
こいつッ
浦田さん
村瀬 蛍
ドタドタドタ
村瀬 蛍
浦田さん
そらるさん
そらるさんは何かを感じ取ったように 扉から1歩離れる
バァン!
扉が勢いよく開く
なんとなく、誰が分かった気がした
村瀬 蛍
そこに居たのは坂田さんだった
坂田さん
坂田さんの手には少し色あせた ノートがあった
村瀬 蛍
私のノートだった。
浦田さん
浦田さんは坂田さんからノートを 受け取ろうとする
村瀬 蛍
私がそう叫び立ち上がる
浦田さんはニヤッと笑い ノートを開こうとする
村瀬 蛍
私は精一杯 手を伸ばす
が
浦田さん
私の腕はノートには届かなかった
浦田さんは相変わらずニヤニヤしながらノートを見る
坂田さん
坂田さんが私に聞く
村瀬 蛍
私はしぶしぶ話しはじめる
村瀬 蛍
村瀬 蛍
村瀬 蛍
私は坂田さんとそらるさんの方を見る
村瀬 蛍
坂田さん
坂田さんは涙ぐんでいた
ほんとにお人好しだなぁ。
そらるさんは「へぇー」 って感じだった。 (↑突然の語彙力低下)
浦田さん
浦田さんは あるページを開いて 私たちに見せる
村瀬 蛍
坂田さん
そらるさん
「それ」は見つけて欲しくなかった
浦田さん
坂田さん
この日から私の歌い手ライフが 始まろうとしていた
蒼くん、私は 嬉しいのか、うれしくないのか わかんないです。
終わり。
今回は自信作です。