僕は今日、死にます。
お父さん、お母さん
今まで迷惑ばかりかけてごめんね
賢のようにいい子じゃなくてごめんね
僕は、もう生きていくのが嫌になりました。
僕が生きてると周りの人の空気を汚してしまう。
僕なんか死んだ方が良いみたいです。
いっぱい考えました、悩みました。
それで、僕は死ぬことにします。
みゆきちゃん、1週間という短い期間でしたが
君とお付き合いが出来て僕は幸せです。
幸せの気持ちのまま、僕は逝こうと思います。
本当に今までありがとうございました。
僕のこと、最後まで嫌っていたクラスのみんな、先生
今までごめんなさい。
僕みたいなのが生きててごめんなさい。
それももう終わります。
これからは僕のいない世界で楽しく笑って生きてってください。
さようなら、。
僕の名前は田中 直人
ごく普通の中学2年生。
僕は小学生の頃からクラスメイトにいじめられている。
どうして僕が?て悩んでいたこともあるけど
もうどうでもいいや。
もうすぐ僕は死ぬんだから。
病気とかはない、いたって健康。
だけど、もう限界なんだ。
学校に行けば教室で僕の居場所はない
机も椅子も毎日のように捨てられて
上履きも落書きだらけ
教科書もボロボロ
親に僕がいじめられてる事がバレるんじゃないかってヒヤヒヤしてた時期もあったけど、
お父さんもお母さんも弟の賢のことで頭がいっぱいだから僕のことなんて見てくれない。
だから、僕は…ずっと1人で…
死ぬ前に、僕は
僕は1人の女の子を好きになった。
その子は、隣のクラスの子で
明るくて周りに友達もいっぱいいるとてもいい子。
ちょっぴりおバカなところも可愛い。
初めてその子に会ったのは僕が川で教科書とかをクラスメイトに捨てられてしまった時
寒い冬の時期で、凍えながらも僕は必死に教科書を拾っていた。
橋のところからそれを見て笑っていたクラスメイトたち。
僕は悔しくて、でも何もできない自分に腹が立ちながらも
黙々と寒さに耐えながら、、
教科書を拾い終え、僕は震えながらカバンにそれらを入れていた
その時
女の子の声がした。
女の子
女の子
女の子
女の子
直人
その女の子は僕に話しかけてきた。
すごい大きな声で、女の子らしい声で、、
僕は今までずっといじめられていたからクラスの女子ともお喋りをしたことがあまりなかった。
だから、僕は驚いて唖然としてしまった。
女の子
女の子
直人
僕はなにか喋らなくちゃと焦ったが
寒くて寒くて言葉が出てこなかった
女の子
女の子
そう言って彼女は
走っていった。
僕は彼女の「待ってて」
というセリフを聞き、しばらく待つことにした。
(と言っても寒くて動けなかっただけなんだけど、、笑)
しばらくすると
女の子
彼女が走って戻ってきた
女の子
男の子
男の子
直人
女の子が連れてきたと思われる男の子から心配され、僕は慌てた。
直人
言葉が上手く出てこない
寒くて死にそうだった
男の子
男の子
男の子
女の子
女の子
男の子
女の子
男の子
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