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体調不良 別バージョン

※廊下

凪桜

〜♪

この時は体調と言い情緒と言い全て良好

凪桜

あ"〜ベンキョーだりぃ!(本音)

失礼失礼、本音が出過ぎた

で、そんなふうにるんるん気分で歩いていた時…心做しか見た事がある人が壁に手を着いて辛そうにしていた

凪桜

(あれって…)

駆け足で近づくと…「やっぱり…」と、思った

凪桜

エドさん!

エドワード

??あぁ…特待生さんですか…

凪桜

大丈夫ですか?

優しくエドさんに触れるとエドさんが抱き締めてきた

凪桜

だ、大丈夫……ですか?

エドワード

あなたを探して部屋から出たんだけど…体にガタが来てね…ゴホッゴホッ…

凪桜

あら…わざわざ呼んでくれれば良いのに…

エドさんの頭を優しく撫で座らせるようにゆっくりしゃがむ

エドワード

ゲホッゲホッ…ゴホッ

凪桜

ゆっくりでいいですからね

優しく背を叩くとそれに合わせ呼吸を合わせ出した

凪桜

ゆっくり…ゆっくり…、トンッ…トンッ…

エドワード

ご、ごめんね…手数をかけたよ……

凪桜

いえいえ、それで私に用事とは?

エドワード

ちょっとね…w癒されたくて探してたんだ

エドさんは頬を擦り合わせ「こうやって君といると辛いことは何でも忘れられそうだよ」と呟いた

凪桜

そう言って貰えるのは光栄ですけど…もう少し己の肉体の状態を把握して下さいよ…

エドワード

そうだね…w君の事を抱き上げて連れて行ってあげたいな……w

凪桜

あれやられると恥ずかしいんですよ…///

エドワード

そういう割にはだいぶ…嬉しそうな顔をしているよ?

凪桜

確かに嬉しいですよwですけど私だって歩きたい時は歩きたいですし

凪桜

取り敢えずお部屋に戻りましょう、立てますか?

エドワード

あぁ、何とかね

エドワード

ありがとう

凪桜

いいんですよw

エドさんに肩を貸しゆっくりと寮に向かう

部屋に着いてから私はエドさんに「紅茶を頼んでもいいかい?」と言われたので大人しく紅茶を淹れ紅茶の入ったカップとポットを渡す

エドワード

ごめんね、色々任せちゃって…

凪桜

良いんですよ、なにか他にお役に立てることはあります?

エドワード

そうだね…じゃあ今日1日そばに居てもらおうかなw

凪桜

勿論いいですよ!

エドワード

じゃあ早速…傍に来てもらってもいい?

凪桜

え、ぁ…横にならなくていいんですか?

エドワード

横になるよりも君といた方が楽で癒されるからね

エドワード

ダメかい?

凪桜

構いませんけれども…体調が良くないようでしたら寝て下さいよ?

彼の隣に座ると肩に頭を乗せて「勿論、横になりたくなったら君も連れて寝室に行かせてもらうよ」と笑顔を向けて来た

凪桜

私を連れていく意味あります?

エドワード

君の温もりを手放したくないんだよ、許してくれw

凪桜

物好きですね…私の彼はw

エドワード

物好きと言うほど君は特殊では無いと思うよ?

凪桜

そうです?w

エドワード

あぁ、君はよく出来た人だ、そんな君が直ぐに死んでしまうのは惜しいね

凪桜

人間の寿命って精々100年程度ですからね

凪桜

ま、私の場合は呪いが解けなかったら19か20ですけど

エドワード

…君も吸血鬼だったら良かったのに……

凪桜

求め過ぎですよw

エドワード

求めたくもなるよ…君のような優しい人はね

エドワード

いや…君だからこそ欲しい…が、正しいな

凪桜

じゃあ呪いが解けたら残り80年は生きられますね!

エドワード

それもそうだねw

そんな事を話していると…部屋の扉がノックされエドさんが「どうぞ」と入室の許可を出すと扉が開いた

エドさー…って、凪桜ちゃん!?

凪桜

あら、累君こんにちはw

こんにちは…だけど、どうしてここに?

エドワード

俺が頼んだの、1日だけね

あ〜…エドさん今日は何時にも増して体調が悪そうだし…

エドワード

要件はどうしたの?

そうそう、実は任務の出動許可を欲しいって人が現れて…

シレッと私を挟むように座る累君

エドワード

何処のです?

…シレッと進めるし……ここの人達って…いや、特にエドさんはスルースキルが高い…

えっと…ここのだね

んでシレッと私の膝に書類置いて説明しないで?

凪桜

…あ、あのぉ…

エドワード

少し待ってねヨシヨシ

凪桜

なぅ…(違うよぉ…)

いいなぁ触れて…俺ちゃん触れないんだけど……

累君は死神の呪いに掛けられていて触る人は必ず死んでしまう…そんな呪いにかけられている

凪桜

呪いが解けたら沢山触ってねー(ふれあい動物の飼育員さんかなにかかな?)

やわやわお肌に触りたいよォ…俺ちゃん悪いことした?

エドワード

呪われる前にたくさんの女性をナンパしたせいでしょ

してないし!エドさん酷ーい

凪桜

時期に解けるといいですね…私も累君にだけ触れないの嫌ですし

凪桜ちゃぁ…もうお嫁さんにする!

凪桜

お嫁さんの下りはいいので早く大切なお仕事を終わらせてください

はぁーい…

累君はあらかた話したあと…書類に印を捺してもらい部屋から出た

凪桜

相変わらずお忙しそうですね

エドワード

貴女がいるならどんな忙しいこともすぐ終わるよw

凪桜

そうです?

エドワード

えぇ、ほら甘やかしてください

凪桜

は、はいはい…w

肩から太ももに頭の位置を変え彼の頭を撫でる

エドワード

貴女に甘やかされるのは悪く有りないね

凪桜

まぁ分かりますよw私だって普段は甘えてますしw

エドワード

……ここからの眺めも悪くないね

凪桜

??何がです?

エドワード

貴女の顔がよく見えるってだけ

凪桜

そ、そうです?w

頬や目元を優しく撫でると目を細めスリスリっと軽く甘えてくる

エドワード

こういう撫で方も…甘やかし方も……

エドワード

貴女らしいと改めて思うね

凪桜

私の事が大好きですねw

エドワード

当たり前でしょう?それこそ…呪って貴女を外から隔離したい程…ね

彼の狂気も今の私からしたら「愛おしい」と思ってしまう

伯玖君のせいだろうか…あの子もそれなりに狂気じみた愛を持っているからね…

凪桜

(ほんっと…可愛い♥)

狂気に慣れてしまうのは…身を滅ぼしてしまうので皆さん、気を付けるように

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