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テラーノベル(Teller Novel)

あの日から気まずくなった 俺と蓮音。

あの日 蓮音が帰ったあと

香織に 「蓮音傷つけたら許さない」 って言われた

あの日から俺が避けているのか 蓮音に避けられてるのか

隣の席なのに 挨拶しか交わさなくなった

蓮音と話せない

そんな日々が 寂しい

蓮音はどうだろうか…

もう話すことは無くなる?

そんなの絶対嫌。

那須雄登

あっ…

登校中の 蓮音

と,この前のあいつ

那須雄登

あぁ

やっと分かった。

大阪の男がこっちに来て そいつと付き合ったんだ。

だから 俺とは関わらないように…

香織が言ったことを 俺は,真に受けていた。

自惚れるなってことか

那須雄登

おはよ,蓮音。

永瀬蓮音

おはよ。

俺が挨拶すると いつもで笑顔で返してくれる 蓮音

あぁ 無理させてるな

浮所飛貴

おはよ!蓮音ちゃん

永瀬蓮音

おはよ,浮所くん。

と,本当の笑顔で返す蓮音。

浮所は名前付きなんだ。

浮所飛貴

なんか2人とも暗いなぁ。

永瀬蓮音

え?そんなことないで。

なんか俺,嫉妬してる?

はぁ……浮所に嫉妬?

浮所飛貴

そんな2人にニュースです!!

永瀬蓮音

ん?なになに?

那須雄登

また転校生とか?

浮所飛貴

え!?那須知ってんの!?

浮所がテンション高い時って だいたい転校生だろ。

那須雄登

んで?男?

浮所飛貴

そうそう。

じゃあ,あいつしかいねぇじゃん。

浮所飛貴

しかも大阪出身でイケメン!!

浮所飛貴

また敵が増えるね,那須くん。

那須雄登

別にモテたいわけじゃねぇから。

永瀬蓮音

なんで浮所くんが知ってんの?

浮所飛貴

今日職員室に課題出しに行った時に見た!!

浮所飛貴

教頭と話しててなんかちょっとなまってた。

那須雄登

盗み聞きとか趣味悪っ。

浮所飛貴

趣味じゃないもんっ。

蓮音と仲がいい浮所に ちょっとあたった。 ごめん。

永瀬蓮音

ふふっ。

浮所飛貴

え?なんで笑うん?

あぁ。楽しそう やっぱ浮所といた方が 女の子は楽しいのかな?

浮所飛貴

…な!!那須。

那須雄登

うん…まぁ…。

話を聞いてなかった俺は 曖昧に答える。

浮所飛貴

どうした?眠い?

那須雄登

別に。

その転校生も 蓮音のこと好きになったら…

そんなことを考えると 少しだけ

いやだいぶ苦しくなって 俺は教室を出た。

キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン

チャイムがなるから仕方なく 帰ってきた。

永瀬廉

はい,席つけよ。

は!?永瀬?

永瀬廉

えっと…

永瀬廉

今日はなんか先生が休みやから俺が臨時で担任する永瀬です。

永瀬廉

よろしく。

こんな日に永瀬…

運悪っ,俺。

永瀬廉

じゃあ,まずは転校生紹介するわ。

永瀬廉

恭平〜。

高橋恭平

高橋恭平です。

高橋恭平

えっと…大阪から来ました。

高橋恭平

よろしくです…。

タカハシ キョウヘイ

これなら蓮音が 惚れても仕方ないかも…

永瀬廉

じゃあ,席は…永瀬の右の席な。

高橋恭平

はい。

高橋恭平

高橋恭平

よっ,蓮音。

永瀬蓮音

同じクラスになってよかったわ。

高橋恭平

俺も。

ほらやっぱり…

絶対両思いじゃん。

高橋恭平

蓮音が側にいてくれんと不安やし。

言うことイケメンすぎ。

永瀬蓮音

はぁ?///

永瀬蓮音

なに恥ずかしい事言ってんの?///

満更でもない顔して…

そっからずっと横で話してた。

キョウヘーの言葉に 時々顔を赤らめる蓮音。

はぁ…

那須雄登

俺の気持ちも知らないで

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