さと💗
横に居たはずのころんは、もういない。
俺から突き放したくせに、涙が出そうになる。
さと💗
俺だって、そばに居たかった。
出来るなら、ずっと君の隣で笑っていたかった。
でも、それは俺の役目じゃなかった。
愛しているのに憎んでしまうだなんて、馬鹿馬鹿しい。
さと💗
『好きだよ』という言葉で、俺達の関係を終わらせることが出来たら。
俺の歪んだ愛を、気付かぬフリして閉じ込めることが出来たら。
さと💗
…でも、もう遅いんだ。
何もかも、やり直すには遅すぎた。
さと💗
さと💗
そう気合いを入れた瞬間に、スマホが鳴った。
さと💗
さと💗
ジェル
さと💗
ジェル
さと💗
ジェル
さと💗
ジェル
さと💗
ジェル
ジェル
さと💗
ジェル
さと💗
ジェル
さと💗
ジェル
さと💗
ジェル
ジェル
さと💗
ジェル
さと💗
ジェル
さと💗
ジェル
さと💗
さと💗
さと💗
さと💗
さと💗
アイツらが仲良さそうにラインするなんて嫌だ、とガキのような考えが頭をよぎる。
さと💗
さと💗
さと💗
さと💗
さと💗
さと💗
さと💗
さと💗
さと💗
ころん
さと💗
ころん
ころん
さと💗
さと💗
ころん
さと💗
ころん
さと💗
ころん
さと💗
さと💗
ころん
さと💗
今まででは、考えられなかったくらい素っ気ない会話。
まだ立ち直れていなかった自分に嫌気がさす。
さと💗
どうせ気まづくなるとわかっていても、ころんが待っていると思うと居てもたってもいられなかった。
ピーンポーン
ころん
ガチャッ
ころん
さと💗
そんな会話をしながら、ころんを見る。
赤く腫れた目。
見ただけでも寝ていないのだと分かるほどのくま。
無理やり張りつけたような笑顔は、見ていられなくて。
少し、泣きそうになった。
ころん
笑いながら君が言う。
俺は、何も言えなかった。
ころん
さと💗
ころん
さと💗
俺は、涙を堪えるのに必死だった。
本当は、抱きしめたい。
好きだよって言いたい。
こんなに追い詰めてごめんねって謝りたい。
でも…どれも、無責任すぎるんだ。
ころんをこんな風にさせたのは、紛れもなく俺なのに。
謝って終わらせようだなんて、最低すぎるだろ。
さと💗
でも。
止めようとしているのに、涙は溢れ続けていた。
ころん
ころん
さと💗
可愛いよ、という本音は、どうしても言えなかった。
困ったように笑う君。
泣くほど好きなのに。
なんで、素直に愛せないのだろう。
ころん
さと💗
ころん
そんなころんの言葉を、聞こえないふりをする。
そうしないと、また泣きそうな気がしたから。
ころん
さと💗
歩き出すころんの後ろ姿。
ちょこちょこ歩く姿が、相変わらず可愛らしかった。
ころん
さと💗
差し出されたのは、いつも俺が飲んでいた飲み物。
こういう事を他の奴にもするようになるんだと思うと、気がおかしくなりそうだった。
ころん
さと💗
ころん
さと💗
ころん
さと💗
ころん
必死なころん。
昨日、寝らずに考えた結果なのだろうか。
それでも、俺は嫌だった。
ころんには、綺麗なままで、笑っていて欲しかった。
さと💗
ころん
さと💗
ころん
ころん
涙を流すころんの姿。
今日のころんは、少し大人びていて、俺を気遣って笑っていた。
でも、今…ようやく本音を聞けた気がして、嬉しかった。
前のころんに戻ってくれたから。
俺が大好きだった、素直なころん。
ころん
ころん
さと💗
ころん
さと💗
さと💗
ころん
さと💗
ころん
さと💗
ころん
また溢れ出したころんの涙。
きっと、俺は酷い顔をしていたんだろうな。
ころんを傷つけると分かっていて言った言葉。
それは、俺が1番口に出しちゃいけない言葉だった。
ころん
ころん
ころん
ころん
さと💗
さと💗
ころん
『恋人』を諦めて、別の関係になろうとしたころんは、俺より全然大人だった。
なんで、諦められないんだろうな。
抱きしめた時に分かる、華奢な体も。
何となく漂う、いい香りも。
笑った時の、可愛らしい笑顔も。
俺より低い背丈も。
全部全部、愛おしい。
俺だけのものにしたい。
さと💗
ころん
さと💗
ころん
さと💗
ころん
さと💗
ころん
ころん
抱き締め返してくれる、小さな手。
細い腕。
夜に乱れる、君の可愛い顔も、何もかも。
他のやつに見せたくない。
さと💗
ころん
さと💗
ころん
ころん
さと💗
ころん
さと💗
さと💗
俺の中では誰より特別な人なのに、と心の中で呟いた。
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