テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
エイト
あれから、僕は何もできていない、
ただただ、意味も目的もなく職場と家の往復。
...何がしたかったんだよ、
スマホが通知音を響かせる
僕はその相手からの電話に出た。
???
エイト
...アスモデウスくん、
エイト
アリス
なるべく、心配かけないようにしなきゃ、
アリス
エイト
…ユキ……フユが...、戻ってきたのですが...
エイト
アリス
...答えなきゃ、
...声が...出ない……、
エイト
...ごめんね、アスモデウスくん、
エイト
その話は...しないで……、
あーぁ、ほんと、ダメだなぁ...僕、
アリス
アリス
アリス
エイト
エイト
電話が切れる、僕はまたひとり。
エイト
国家警察が正義ではないと言うならば、
僕は...何のために……、
...やぁ、
エイト
聞き慣れた声、もしかして──────
僕の背後に立っていたのは...
エイト
ユキ
ユキ
エイト
エイト
エイト
ユキは息一つ切らしていない。
ユキ
ユキ
ユキ
エイト
ユキ
『会いたかったから...かな』
その言葉は、僕の心に深く刺さり、傷を癒していく。
そして偽りのない笑顔で、彼女は笑った。
あぁ、これが彼女の幸せなんだ、
僕が関与することではない、
ユキ
エイト
ユキ
エイト
ユキ
...私はあなたのことを……
あいしています──────
エイト先輩は、私のこと...
きらいになっていないでしょうか、