孤独な殺人鬼。

俺の仕事は"暗殺"。

金なんてどうでもいいが、

人を殺す快楽で金まで貰えるんだから

ただラッキーだと思う。

上部だけが整ったこの世界は、

所詮は腐り切ったゴミ共の巣。

資料 No.0922 〈概要〉 子供に虐待。ギャンブル,アルコール依存症。借金の返済を親戚の名義で返し自殺へ追い込んだ。金に目が眩み、子供を売り捌く契約書にサインをした。

一応殺す奴は選んでる。

犯罪に手を染めるやつ、

依頼された奴ら、

醜く歪んだ大人たち。

"子供は殺さない"

子供に罪はない。

大抵は醜い大人に操られた可哀想な 生き物だから。

嗚呼

"早く殺したい"

こんな脆い扉なら

何箇所かに力を加えただけで破壊 できる。

慣れた手つきで扉を破壊した。

薄汚い野郎が子供を引き渡していた。

契約書にサインって..

ｸﾞｻｯ

そのまま肉を切り裂いてやった。

息絶えたときの滑稽な姿に笑いが 込み上げる。

こんな仕事をしてて捕まらないのが

おかしいと思うだろうか。

俺は愉快犯ではあるが、

復讐だったり依頼の方が多い。

俺がわざわざ証拠を隠滅しなくても

依頼者が手を回しているから、

ただ殺せばいいだけ。

こんな子供にそれが理解できるとも 思わないが。

なんだよ...コイツ..。

虐待されてたとしても

殺人鬼についてくるとか

頭おかしいのか？？

そういって俺の胸に顔を埋めてきた。

本当にどうかしてる。

こいつの考えてることが分からない。

なんか...

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