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今回は3話で完結する予定です!
心の中の言葉などの、文章が すごく多くなってます🙇🏻♀️ ( 申し訳ないです…😅 )
心の中の言葉は
これです!
では本編へどうぞ!
俺は昔から人の"感情"に敏感だった
敏感というより、無意識に感じ取ってしまうに近い
そのせいか、人の顔色ばかり伺い続けて
人といるだけで疲れてしまう。そんな日々。
怒っている人には、気に触れないよう丁寧に接し
悲しんでいる人には寄り添い続けて…
感情が出ずらい人でも何となく感じてしまう…
そんな身体だった。 体質だった。
友達からは
「 みんなにいい顔してうざい 」
なんて言われ、離れられて
勉強も得意ではなく、先生からは問題児扱い…
父は酒に溺れ、その父のせいで母は仕事漬けの毎日。
頼れる人なんていなく、俺を認めてくれる人も居なくて
この世から消えてしまおうかなんで考える事が増えた。
そんな日だった。
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酒に溺れた父から逃げるように 家から飛び出した 平日の夜
もう夏休みに入ったからだからか、夜遊びが カッコイイと思っている学生で溢れかえっていた。
傍から見れば俺もその部類に入るかもだが。
そんな夜の明るい蒸し暑い中、街中を抜け…
静まり返った海にたどり着く。
今帰れば父が酒を買えとうるさいだろう。
父が寝る頃までここで待つか、と何となく考えていた。
金はあるし、コンビニにアイスでも 買いに行こうかなんて考えていた…その時。
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俺から少し離れた所に、白と黒の特徴的な髪型をした
中学生くらいの男性が息を切らしてしゃがみこんでいた
恐らく普通の人なら大丈夫か、とか心配が勝つだろう。
でも俺は心配より先に来たものがあった…
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彼から一切 "感情" が感じられなかった。
さっき通った街中は "楽しい" の感情で埋め尽くされ
家を出る前、父からは "怒り" と "楽" が汲み取られた
きっと彼からは "疲れ" "苦しい" が読み取れるはず
なのに彼から感情なんてものは何も感じられなかった。
まるで人間ではないかのように…
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やっと正常に頭が動き、大丈夫かと尋ねてみた。
もしかしたら、なにか汲み取れるかもしれない。
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こちらを向いた彼の表情は、少し驚いた顔をしていた。
髪の毛には悪魔の特徴的なピン。
頬には絆創膏が付いていて
こちらを刺すような、鋭い山吹色の目をしていた。
そして、驚いた表情とは裏腹に
"驚く" と言った感情は一切ない。
まるで創られた表情のようだった。
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顔出しは幼く、身長もあまりあるようには見えない。
恐らく俺(高校生) よりは下だろう。
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俺がそう、煽るように言えば
座り込んでいた彼は立ち上がった。
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俺は無理やり彼の手を引き、
近くのコンビニへ走った。
何となく、君を家に返してはいけないと思ったから。
こんな状況でも感情が何一つ動かない君が心配だから。
こんな真夜中に走ってここまで来る理由が 何となく分かってしまったから…
だからこそ、君を帰す訳には行かない
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結構ズカズカ言ってくるくせに遠慮しがちな彼に
不貞腐れながら、いつも食べるアイスを手に取る。
こんな時間に加え、中華街を抜けた 人の少ない所 だからか、俺たち以外に客は見当たらない。
店舗内で音楽なども流れてなく、沈黙の時間が続く。
なにか声をかけようかと考えていた時…
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彼が指さした先には手持ち花火の大袋が並んでいた。
他にも、手持ち扇風機や扇子などが置いてあり、
夏に必要なものが並んでいるようだった。
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彼が花火を取りに行っている間に
ライターと軽いお菓子を手に取り
会計へ向かった。
彼に連れられ、歩くこと数分。
人いないし、景色が綺麗な所があるからそこへ行こう
と誘われ、人の居ない古びた小さいビルのような所の 階段を上がっている。
手の袋には、来る途中で開けたの見かけの水。
俺の好きなアイスとお菓子。
そして、手持ち花火の大袋が入っている。
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そこそこ長い階段がようやく終わり
彼が扉を開く
ふわっと潮風が抜けて気持ちがいい。
こと辺の景色を一望できるほど高い建物のようで、
街中の明かり、月の光が優しく照らしキラキラしている
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ずっと無表情だった彼も
ここに来た途端、少し表情が柔らかくなった気がした。
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そう言いながら、飲み物やお菓子を広げていく。
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指していたのは、トマト味のプリッツ だ。
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そういえばお互い真面目な自己紹介なんてしていなく
名前すら知らなかった。
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まぜ太の口に無理矢理プリッツを咥えさせる。
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そういい、2人は世間話をしながら時間は流れていく。