テラーノベル
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しばらくして、うとうとしながらふと胸の奥がざわつくのを感じた
唯乃
童磨
童磨はすぐに異変を察し、腕の中で小さな動きをした唯乃を覗き込む。
童磨
唯乃
唯乃
細い声が零れると、童磨の表情がわずかに変わった
扇を手に取り立ち上がりながら唯乃を抱き直す
童磨
童磨
しのぶは、静かに壁に指を触れた。 そこから伝わる微かな鬼の気配。 胸の奥がざわりと揺れる
しのぶ
低く呟く。 目を閉じ、深く息を吸う。
しのぶ
童磨は唯乃を抱き締めたまま、にこにこと笑ってしのぶを見つめていた。
童磨
童磨
しのぶ
童磨
童磨はわざと唯乃の顎をすくい上げ、しのぶの方へ顔を向けさせる。
童磨
童磨
唯乃
言葉がつまり声が出せない。
唯乃
童磨
童磨は答えない唯乃を見て、勝ち誇るように微笑んだ。
しのぶ
しのぶ
しのぶ
童磨
童磨
童磨
唯乃
しのぶ
唯乃
童磨の囁きは甘美に、しのぶの声は鋭く真っ直ぐに。 二つの声が唯乃の胸の中で重なり合い、出口を見失わせていた
主
コメント
6件
童磨もしのぶちゃんパターンもどっちもみたい、、🥺
童磨に行ってくれ!
やっと続き出たぁ楽しみにしてました!次も楽しみにしてます