TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

スタート‼️

 ︎︎

おっはよ〜ございま〜す!!!

大声で職員室へ入ってくる悪魔

黄緑の髪、服装からして 新任教師なのは間違いないのだが

琥珀

( 既に苦手なタイプ… )

ダリ先生

あ、君がロビン先生?

ロビン先生

はい!!

ダリ先生

今度から遅れちゃダメだからね〜

ロビン先生

勿論ですッ!!!

眩しいぐらいに笑顔なロビン先生

そんな彼に自己紹介しよう と、いう流れになり自己紹介をする教師達

小さく深呼吸をしたのち ついに私の番がやってきた

琥珀

お初にお目にかかります。
バルス・ロビン様。

琥珀

私は琥珀。同じ新任教師で
問題児の副担任をしています。

ロビン先生

わーい!同期の先生だ!!!

ロビン先生

これからよろしくお願いしますね!!!

琥珀

( 願い下げ過ぎる。 )

ダリ先生

彼女は教師やってるだけじゃなくて、理事長のSDなんだよ!

ロビン先生

えぇ!?理事長って…
三傑サリバン公様の!?

ロビン先生

すごいなぁ…!!

琥珀

ありがとうございます。

キラキラした目で見上げるロビン先生

その視線にも慣れてきたとは言え 正直嫌なものは嫌である

私は愛想笑いで切り抜けた

ちなみにダリ先生 笑ってるの琥珀先生にバレてます

ダリ先生

え、()

ロビン先生

いいかい?

ロビン先生

使い魔は相棒!
つまりパートナーだ!

ロビン先生

今日は使い魔と心と心の素敵な交流を測ってもらうよ!

そんな建前を説明したあと 生徒達に 使い魔を召喚させたロビン先生

新任教師…だからなのだろうか

使い魔について 根本的な間違いを彼はしている

琥珀

( まぁ私がどうこう言う事もないですね。 )

琥珀

( 私も彼と同じ新人。 )

琥珀

( 注意をするのは私じゃない方がいいでしょう。 )

琥珀

( 知らんけど )

琥珀

( 後、出来るだけ話したくない。 )

一人でうんうんと頷いていれば ロビン先生が声を上げる

視線を向ければその先には カルエg…エギーちゃんが召喚されていた

ロビン先生

わっはっは!
可愛い使い魔だねぇ!

エギーちゃん

や、やめんか!
気持ち悪いッ!!

琥珀

( あーそっか。彼知らないんだ )

モフモフと触るロビン先生

その無邪気且つ、恐ろしい行動に その場全員の胸が踊る

エギーちゃん

は、はやく召喚解除を…

ロビン先生

こら!ダメだよ!
勝手にやめちゃ!!

エギーちゃん

!?

イルマ

え…?

ロビン先生

バビルス教師の心得!

ロビン先生

常に厳粛に特例を良しとせず!

ロビン先生

いかなる理由があろうと厳粛に評価する場を整えるのが僕の務めだからね

琥珀

ブフッw

イルマ

( あの琥珀先生が吹いた!? )

口元を抑えて笑いを堪えようとするが 結局我慢出来ずに吹き出した

エギーちゃん

なッアンタ居たのか!!

ロビン先生

こら!彼女は琥珀先生!

ロビン先生

喋る使い魔だからって…アンタって言わない!

琥珀

ろ、ロビンせんせ、あり、ありがとうwございま…ww

エギーちゃん

💢💢💢💢

少しして

ロビン先生

みんな〜!これで遊ぼう!

と、手に持つそれを主張する

ウァラク様がフリスビーをやり遂げた後 イルマ様達の番がやってきた

琥珀

( マジか。あれやるのか。 )

と、ちょっと驚いたが手は止まらない

エギーちゃんがフリスビーをする姿を 私は動画に収めたのだ

エギーちゃん

おい!貴様!
何を撮っている!!

琥珀

これも授業の記録として残そうかと

エギーちゃん

やめろ!消せ!!!

それからもロビン先生の指示の元 様々な運動をさせられるエギーちゃん

タッチ、ダンス、追いかけっこ

それら全てを授業記録という建前で 動画に収め、中身の確認をする

当の本人であるエギーちゃんは 怒りで震えながら地面に突っ伏していた

エギーちゃん

あのアホ新任…
何が信頼だ!!

琥珀

そうですね。
それは同感です。

エギーちゃん

じゃあアンタが言え!!

エギーちゃん

後動画は全部消せ!!!!

琥珀

いやですよ。
こんな面白いのに

エギーちゃん

おい💢💢

琥珀

それに、彼に言った所で無駄だと思います。

琥珀

それこそ行動がないと…

イルマ

あ、あの!

エギーちゃんと話していれば イルマ様が申し訳無さそうな顔で 私達に声をかけてきた

イルマ

非常時でもないのに召喚した挙句、色々とご迷惑を…

イルマ

本当にすみません…

頭を下げたイルマ様を確認し チラリと隣のカルエゴ君を見れば

真っ直ぐイルマ様を見据えて 彼もまた口を開く

エギーちゃん

貴様…

エギーちゃん

以前カナキリの長に襲われた時、何故私を召喚しなかった?

琥珀

私もそれ気になります。
何故なのですか?

琥珀

カルエゴ君が弱そうだからですか?

エギーちゃん

あ?

イルマ

い、いえ!そんな!!

私がそんな疑問を投げつければ カルエゴ君は威嚇し イルマ様は口でも行動でも否定した

イルマ

せ、先生を召喚するなんて恐れ多いですし…

イルマ

そ、それに…

エギーちゃん

それに?

イルマ

それに、もし召喚したらカナキリの長か先生…

イルマ

どちらかが怪我するかと思って…

と、言葉を並べるイルマ様

すると突然、悲鳴のような歓声が上がり 私達の意識はそちらに逸れる

見ればアズ様とサブノック様が 何やら決着云々で揉めていた

琥珀

はぁぁ…

ロビン先生

ちょっちょちょ何やってるの!

ロビン先生

使い魔は競うものじゃ

アズ&サブロ

喧しい!!!

琥珀

カルエゴ君行きますか?

エギーちゃん

勿論です。

彼はお二人の使い魔に近づき いつものセリフを吐いて一撃くらわせる

使い魔は勿論の事 アズ様とサブノック様も落ち着いたようだ

エギーちゃん

状況を考えろアホ共!!

エギーちゃん

おい新任。

琥珀

はい?

エギーちゃん

アンタじゃない

エギーちゃん

そこのお前だ!!

ロビン先生

は、はい!

エギーちゃん

何故使い魔には信頼が重要か答えろ

ロビン先生

え、だって使い魔はパートナーd

エギーちゃん

違う

ロビン先生

え?

エギーちゃん

食いコロされん為だ

圧をかけながら言うカルエゴ君に 息を飲む仕草をしたロビン先生

しかし、あまり納得していないようで

ロビン先生

で、でも!
主人に歯向かえば処罰が

エギーちゃん

誰が主人の話をした。

ロビン先生

え?

エギーちゃん

私が言っているのは周りの話だ。

ロビン先生

周り…?

エギーちゃん

使い魔はペットでも相棒(パートナー)でもない。

エギーちゃん

主人が調教を怠れば脅威となる魔獣だ。

エギーちゃん

使い魔を恐れろガキ共!
それが真の信頼だ!!

強く心に刺さるような言葉で 最後までそう言ったカルエゴ君

モフモフの使い魔状態でありながら 彼の面影を感じさせる程の言葉だった

琥珀

彼に全て言われるとは…副担任として情けない所です

イルマ

琥珀先生…

エギーちゃん

アンタの場合はめんどくさかっただけだろ。

琥珀

まぁ、細かい事はいいじゃないですか。

琥珀

この場の全員が使い魔の危険性を理解したと思いますよ。

エギーちゃん

はぁ…

琥珀

と、言うわけで皆さん!

琥珀

今すぐ各々の使い魔を労わって下さい!

かくして、使い魔交流は仕切り直され 主従の親睦は深まr

琥珀

(((ナデナデ

エギーちゃん

おい…何故アンタが俺を労るんだ…!!

琥珀

食いコロされない為ですよ。
ほら大人しくして下さい。

エギーちゃん

や、やめっ…やめろぉおおおお!!!

………………………

親睦は深まり

一方で

カルエゴ

やり直し

ロビン先生

すごく厳しい…!!
なんでぇ!?

先輩と後輩の溝も深まった

そして

琥珀

これあげます

動画

既読

オペラ

おや?これは…

既読

琥珀

モフエゴ君信頼関係を築こうの巻です

琥珀

イルマ様も写ってますよ

既読

オペラ

成程、サリバン様にも見せないといけませんね。

オペラ

ありがとうございます。
琥珀。

既読

琥珀

いえいえ。
それではまた。

既読

琥珀

……………………

イルマ

あ!琥珀先生!

琥珀

おや、イルマ様

琥珀

どうかされましたか?

イルマ

いや特に用はないんですけど…

イルマ

琥珀先生…さっきの授業中どこか無理してる気がして…

琥珀

!!

イルマ

あ、勘違いならいいんです!

イルマ

嫌なら嫌で我慢せずーーーーーーーーーーーーー

 ︎︎

あ゛るじ…

 ︎︎

どう゛じて゛…

琥珀

( 無意識に重ねたか… )

イルマ

琥珀先生?

琥珀

イルマ

大丈夫ですか…?

琥珀

………はい、大丈夫ですよ。

彼女の謎はより深まったそうな…?

終わり!

本当ならこれ書くのやめとこうかなって思ったんですけど

なんか書いちゃいました!

ひえぇ…申し訳ないぃ……

またね!

サリバン様のSDはもう一人居たようで…?

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

262

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚