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作詞 「消える足跡」 1番 水たまりに揺れる景色が どこか遠く感じている 何度も重ねた色の中で 自分の形がわからなくなる 光が差すたび隠れていく 小さな影が心を包む 風が運ぶ静かな声に 答えられないまま 2番 「きれいだね」と誰かが言う けれど心は届かない 近づくたびに遠ざかる 触れられない透明な壁 流れる言葉は軽い羽のように その中身を知る人はいない ただ見える景色だけを信じて 同じ日々が繰り返される 3番 朝の日差しが照らす部屋で ふと気づく、少しの違和感 話しかけてもそっとすれ違う その背中に触れることができない 時間の中で静かに広がる 見えない川が私たちを分ける それでも変わらない日常が 静かに続いていく 4番 夜の空に浮かぶ星たちが 何かを語りかけている けれどその言葉を掴もうとすると 手のひらからすり抜けていく 戻る道を探してみても 足跡はもう消えてしまった 振り返るたび心に広がる 深い静けさだけが残る