佳
介利、遅いなー💧

依
そろそろ行かないと、私たちまで遅刻しちゃう💦連絡して先行っちゃう?

介利
おい、依。白状だな💢

依
介利!!介利が遅いからでしょー

介利
待ち合わせが早すぎるんだよ!夜遅くまで勉強してたから、寝不足なんだよ…(´つω・。)

依
えぇっ。介利が!?

介利
白状な上に失敬なやつだな…

依
だって、あの介利が夜遅くまで勉強なんて…

七葉
…。(ボーッ

七葉
(「可愛い…」あれは本音?「バーカ」介利に言われたくないよっ…。)

七葉
『昨日の、介利に言われたことも自分の言動もいまいちわからない…。』

七葉
(介利のあんな和らいだ表情初めてみたな…。)

佳
ポンッ)七葉、大丈夫?もうすぐ学校着くよ

七葉
あっ、ほんとだ…ちょっとぼーっとしてた💦

佳
今日、おはようしか会話してなかったし…介利と何かあった?

七葉
え、介利と!?なん…で?

佳
んー。なんとなく?(ニコッ

七葉
(…こーゆーとこ、好きだったなぁ。)なんでもないよっ。ありがとう。

佳
何かあったら言ってね?いつでも聞くから。

七葉
うんっ。

依
ねーねー、七葉っ

七葉
ん?

依
昨日、介利と何かあった?

七葉
佳にも同じこと言われた。…何もないよ?

依
介利は、遅くまで勉強してたって言うし、七葉もぼーっとしてるから、昨日の勉強会で何かあったのかなって思ったんだけど…

七葉
ちょっと、疲れてるのかも。介利は、勉強に目覚めたんじゃない?依も頑張らないと、介利に置いてかれるよー?

依
それは、大変っ。三人に置いてかれたら私何もできないよー💦

七葉
なに言ってんの!私たちは置いてかないよ。今までも四人で成長してきたんだし、これからも一緒だよ。

依
七葉…♡大好きぃ~!!

七葉
まぁでも、これから先、進路とか分かれるだろうしある程度は自立してもらわないと困るかもね?(ニコッ

依
そ、そっか…💧あ、今日も佳と勉強して帰るけど…

七葉
…ん、わかった。じゃあ、介利と帰ろっかな

七葉
(二人の邪魔しちゃ悪いし…)

依
ごめんね💦

七葉
ううん、頑張って(ニコッ

七葉
介利、帰ろ。依たちは勉強するって。

介利
また?で、俺のところ逃げてきたんだ?

七葉
二人のところに自分から行くなって言ったの介利でしょ。

七葉
…それに、二人は付き合ってるんだから。

介利
あー、はいはい。まぁ別に四人で帰るってのもそろそろしなくていいかもな。(自分の言葉で傷つきやがって…)

女子A
あっ、いた…介利くん、ちょっといいかな…?///

七葉
…じゃあ、私、先に帰ってるね

介利
…いや、校門前で待ってて。(相変わらず少し落ちてるみたいだし)

七葉
わかった。(タッ

介利
なに?

女子A
えっと…///

七葉
(…蒸し暑くなってきたなー。日も延びたし。もうすぐ梅雨かな。)

七葉
(…あれから、2ヶ月ちょっと…。依と佳が二人だけでいるのも大分、慣れてきたんだけどな。まだ前に進めてないなぁ💧)

七葉
(介利も心配してくれてるし、早く切り替えないと…!!)

介利
…悪い、待たせた。

七葉
いや、全然。

介利
帰るか。

七葉
うん。あ、そうだ、あの子に名前で呼ばれてたね。仲いいんだ?

介利
俺と同じ名字のやつがクラスにいるから、みんなに介利って呼ばれてる。

七葉
あー!小林ってうちの学年に3人いるもんね(笑)

介利
………

七葉
…どうしたの?

介利
告白された…。

七葉
えぇっ?!介利が…?

介利
失礼だな

七葉
あ、ごめん…。(言われてみれば、あの子の顔赤かったような…?)

七葉
そっか…。(ズキ

七葉
付き合うの?介利に彼女できたら、私1人だー。あはは、少し寂しいなー。なーんて…介利?(クルッ

介利
付き合わない。

七葉
そうなんだ…?

介利
七葉を1人になんてしないし、誰とも付き合わないよ。

七葉
ありがとう…?

介利
俺、七葉が好きだから。

七葉
…え?

介利
ずっと、好きだった。…でも、別に七葉がまだ佳のこと引きずってるの知ってるし、どうにかなりたいとか思ってないから。

七葉
え、ちょっと待って…え?うそだよね?そんな真剣な顔でシャレになんないよ?そんな素振り…

介利
うそじゃないし。七葉が鈍感バカすぎるのがいけねーんだよ。

七葉
ば、ばか!?昨日も今日もばかばかって介利よりばかじゃないから!!

介利
ばかとは、一重に頭脳だけを指すもんじゃねーよ、ばーか

七葉
また…!!💢知ってるよ、それをふまえた上で言ってんの!!

介利
負け惜しみ?情けないですよー(笑)

七葉
うっわ、ムカつく!!やっぱり、好きなんてうそでしょ!?

介利
うそじゃねーって!!(ニカッ

七葉
ドキッ)

介利
ま、期待なんて昔からしてねーから気にすんな?返事とかいらないし。そうゆうつもりで言ったんじゃないし。

七葉
…いや、考えるよ、ちゃんと。いつか、介利にその答え伝えるから。

介利
はいはい。じゃあ、気長に待っとくわ。

七葉
あ、絶対宛てにしてないでしょ!

介利
あー、してるって

七葉
なんか敗北感…

介利
敬え、敬えー

七葉
そうゆう話しじゃないから!!もー…

長らくお待たせしました!!どれだけの方が読んでくれてるかわからないけど!!
完全なるハッピーエンドではなかったですが、いかがでしたか?
少しでも、興味みたいなものが湧いて頂いていたら幸いです笑。
いつになるかわかりませんが、次回は依と佳視点の番外編を書こうと思ってます。
Square Emotion(四角の気持ち→4つの気持ち、複雑な気持ち)ですので!!