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コメント
7件
ど鈍感過ぎて可愛い
鈍感過ぎる💦 逃げた彰人くんであった🤭 どんまい司くん、飴🍬あげるから頑張って😉 あかまるちゃんにも飴🍬あげる続き楽しみにしてるね!投稿頑張って👍
ありゃ、類、誤解しちゃったぁぁ、、、彰人助けてあげてぇ〜 類はやっぱり優しくて人間の負の部分がなさそう!司も好きになるわけだ!司ファイト! 続き楽しみにしてます!
彰人
司
司
彰人
彰人
司
彰人
彰人
司
彰人
司
彰人
司
司
彰人
司
彰人
彰人
司
彰人
司
彰人
司
彰人
司
司
5年前
ガヤガヤガヤ
お客さん
父
司
カランカランッ
父
司
類
父
類
司
父
類
父
父
類
父
司
父
司
類
父
類
司
類
司
父
類
父
類
父
類
類
司
出会って最初は、特に何も思わなかった。
別の日
類
父
司
類は2週間に1回くらいの頻度で店に来た。
しかし、オレはただ注文をとる時に話す程度で、それ以上のことは何も無かった。
いや…何もなかったことは無いか。
(はぁ、仕事だりぃ…)
(マジ有り得ないんだけど。ホントに〇ねばいいのに…)
(ったく、飲み会強制参加とかふざけんな。このパワハラ上司共め。)
(もう、ほんっとうにこの子嫌になるわぁ…お母さんやめたい…)
司
司
類
類
司
司
司
司
話すことはなかったが、毎回声は聞こえていた。
その時期は春という事もあって、新しい環境に慣れない人や、疲れた人がたくさんおり、負の声が多かった。
けれど、類だけは違った。
類は、オレの前で1度も、心の中で負を吐くことが無かった。
常に目の前にある"今"の状況を楽しみ、小さなことにも喜びを感じる。
そんな、無邪気で純粋な心を持っていた。
それは、当時のオレにとっても救いになっていたと思う。
類の声を聞いていると、自然と楽な気持ちになれた。
ある日、類が父さんに話していた。
類
父
類
父
類
類
表情や心の声を見ていても、類が本当にそれを楽しみにしてるのが分かった。
それから数週間後の昼過ぎ頃、オレは父さんと開店準備をしていた。
父
司
父
父
父
司
司
父
父
司
ガララッ!
司
父
類
父
類
父
類
父
あんなに必死な類を見るのは初めてだったから、父さんも驚いて動揺していた。
司
司
父
父
司
父
類
父
類
父
類の勢いに押され、3人で病院へ行った。
司
医師
医師
司
医師
食道がんと診断された父はすぐに治療を受け、1週間で退院した。
転移も見られず、早期の発見だったから、身体への負担も少なく完治できたそうだ。
父さんが入院している間、類は毎日お見舞いへ来た。
そういえば、結局あの楽しみにしていた講義には行けなかったらしい。
だが、類はそれでも、負の声を吐くことは無かった。
もちろん少し悲しんではいたが、それ以上に父さんが助かったことに安堵し、喜んでいた。
『天馬さんの生命に比べたら、講義に行けなかったことなんて瑣末なことだ。』
類は心から、そう思っているようだった。
ある日街を歩いている時、類を見かけた。
司
司
そう思って去ろうとした時、類が何かに向かって走り出した。
司
キキーーーッ!!
司
類
司
類
子供
類
子供
司
司
オレは、類のことが不思議でならなかった。
司
類
司
司
類
類
司
オレはどうしても気になり、つい尋ねた。
司
司
類
類
類
類
司
類
司
司
思えば、類が気になり始めたのはこの辺りからだったのかもしれない。
負の言葉を全く吐かない、自分の身も顧みず他人を助けるために行動し、助かった人に対して、心から安堵し喜ぶ。
そんな人間、今まで出会ったことが無い。
人の心が読める故に、人の醜い部分もたくさん見てきたオレにとっては、類は未知の存在だった。
それから4年後、父さんのがんが再発した。
この時も類に促されて病院へ行ったんだが、ほんの少し遅れた発見だったらしい。
手術で治療は成功したが、身体への負担がかかってしまったようだ。
今までのように店主として働くのが困難となり、オレは21歳で父から居酒屋を受け継いだ。
その際に、今まで働いてくれていた店員たちもそれぞれ高齢だったこともあり、みんな辞めてしまった。
そんな時、話を聞いたらしい類が働いてくれると言ってくれた。
大学も卒業しているし、定職を探していたから丁度いい、と。
そうしてしばらく、2人で店を回す事になった。
司
彰人
彰人
司
司
司
彰人
司
類
司
類
司
類
司
類
類
彰人
冬弥
類
類
冬弥
司
類
類
類
司
司
彰人
司
彰人
司
彰人
司
彰人
司
彰人
冬弥
司
司
彰人
司
司
司
司
類
類
司
類
司
司
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