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ダリア
ハァ...ハァ...
父様の躾はとても厳しく苦しかった。殴られ蹴られ、父様の魔法をくらい、 視界がぼやけ、一回死にかけた事もあった。魔法で治されたけど
グリア・マドル
（ダリアの頬に触れ）ダリア、俺だってこんな事したくないんだぞ？
ダリア
（笑いながら言う事じゃないだろ...）
グリア・マドル
でも、お前があの方に逆らうから悪いんだ。
今までの生活の事は全て忘れなさい。あの方の従順な家来でいなさい
今までの生活の事は全て忘れなさい。あの方の従順な家来でいなさい
ダリア
...（目瞑り）
グリア・マドル
まだ反抗の意志を見せるとは、お前も懲りないな
（杖構え）
（杖構え）
俺は、自分の限界が来るまで、限界が来たあとも死にかけても自分の口で主に仕えると言わなかった。1度道を踏み間違えこの地獄に来た、だからもう踏み外さない
自分が正解だと思う道を進んだ
でも、その道を進み続けるのにも限界が来た
それは、俺がちょうど20になった頃
ダリア
ドウゥム様の部下...？俺がですか？
セル・ウォー
何回も同じことを言わせるな
ダリア
なぜ俺が、
セル・ウォー
そんなの知るか。ドウゥム様が言い出したんだそれに従え
セル・ウォー
言っとくが、てか当たり前だが拒否権ないからな
ダリア
...分かりました
突然、俺が主の息子、長男のドウゥム様に仕える事になった
ドゥウム
久しぶりだなダリア
ダリア
お、お久しぶりです...
ドゥウム
この前は敵を逃がして怒られたそうじゃないか。お前の父様が困っていたぞ
ドゥウム
自分に、主に従順な態度を中々取らない...と
ダリア
俺にも、俺の意思が
ドゥウム
ここでお前の意思は通用しない。いつまでお前は光に憧れている、もう立派な人殺しじゃないか
ドゥウム
お前はもうこっち側の人間なんだ。それを
俺がハッキリ分からせてやる
俺がハッキリ分からせてやる
ダリア
っ、
ダリア
い、いゃ、（涙目）
ドゥウム
まだ泣けるのか、まるで女じゃないか
ダリア
違っ
ドゥウム
どれだけ反抗しても、俺から逃げる事は出来ない。
ドゥウム
（持ち上げ）お前の親の代わりに俺がお前を躾てやる。逃げたいと思わなくなるまでな
ドウゥム様に持ち上げられた時反抗していた腕が、一瞬で緩んだ ドウゥム様の一言一言は、とても重く怖かった
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