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コメント
4件
しきが死期を指す言葉と理解するのに手間取る思考の表現めちゃ好き。 使お。
おお、第31話、やっと二人の過去が深く語られた回だったね。紅里夢が「学校を辞める」って言い出したシーン、吃りながら必死に絞り出した感じがすごく生々しくて胸に来たわ。ともりが「死期かと思った」って安堵するところも、彼女の優しさが滲んでてグッときた。あと紅里夢の「信じるから行動できる」って哲学、めっちゃかっこよかった。次回「胸糞注意」ってのがもう気になって仕方ないんだけど…!
その晩、二人は眠らなかった。
紅里夢の腕時計によれば、現在時刻は二五時。既に日をまたいでいた。
疲れはある。現に久美子さんはいびきをかいて爆睡だ。
しかし、紅里夢とともりは眠ることができなかった。
夜になって、自分が一体何をしたのかというのがよくわかってきた。怖かったのだ。
また、ここにはぬいぐるみが無いというのも大きかった。二人とも、それを抱かなくては眠れない体質なのだ。
西空ともり
西空ともり
ともりが立ち上がり、そう呟いた。
山本紅里夢
紅里夢は久美子さんを一瞥する。依然、いびきをかいている様子だった。
紅里夢も立ち上がる。
そして、そこからは特に話すこともなく、二人は外へ出た。
次回 胸糞注意
回想最終回
「海の弾痕」
西空ともり
西空ともり
山本紅里夢
西空ともり
西空ともり
西空ともり
山本紅里夢
山本紅里夢
西空ともり
西空ともり
西空ともり
西空ともり
山本紅里夢
西空ともり
山本紅里夢
紅里夢は視線を落とす。
山本紅里夢
一瞬口を動かすも、すぐに下が止まった。
山本紅里夢は葛藤していた。『言うか』『言わないか』ではなく、
『言ってしまいたい』と『言ってはいけない』が争っていた。
これを話すことでなにか問題が起こるわけではない。むしろ、言わないほうが問題にはなるだろう。
感情も理性も『言ってしまいたい』と考えている。
しかし、山本紅里夢は言うことができないのだった。
感情というよりも拒否反応に近い、どこからか現れた『言ってはいけない』があった。
それは恐怖である。
山本紅里夢
ともりの手が、紅里夢の左手を優しく包んだ。
西空ともり
山本紅里夢は目線を上げる。そこには真っ直ぐな目があった。
山本紅里夢
山本紅里夢
山本紅里夢
山本紅里夢
ともりがもう一度、握った手に力を込める。
山本紅里夢
山本紅里夢
ここにきて舌が回らなくなってしまった。喉は開くというのに、舌が動かず吃り続ける。
山本紅里夢
山本紅里夢
山本紅里夢
叫んで止めた。
一呼吸置いて、もう一度話し始める。
山本紅里夢
驚くほど簡単に声になった。
西空ともり
西空ともり
山本紅里夢
西空ともり
山本紅里夢
四季、士気、(結婚)式、史記……
死期!
山本紅里夢
山本紅里夢
西空ともり
西空ともり
ともりはまた、握った手に力を込めた。
山本紅里夢
西空ともり
山本紅里夢
西空ともり
西空ともり
山本紅里夢
山本紅里夢
西空ともり
山本紅里夢
西空ともり
西空ともり
西空ともり
西空ともり
山本紅里夢
驚きのあまり、山本紅里夢の心は絵に描いたように跳ねた。
それとともに紅里夢の体もビクリとする。全身に電流が流れたかのような動きだ。
二人は距離を取った。
どちらが動いたのかはわからなかったが、お互いに後退ったような気がする。
山本紅里夢
西空ともり
二人は向き合った。
紅里夢は自身の唇に指先を当てる。
紅里夢から見て、今のともりの頬はこれでもかと言うほどに赤く染まっていた。
山本紅里夢
西空ともり
その言う様子も、端的に呂律が回っていない。
さらには、体が重心をわかっていないみたいで、足取りがふらふらと危なげだ。
山本紅里夢
西空ともり
西空ともり
西空ともり
ともりの額にデコピンをする。
山本紅里夢
西空ともり
山本紅里夢
山本紅里夢
車に戻ると、二人は今がすっかり夜なのだということを改めて実感した。
どこにも明かりをともしていないものだから、自分の姿さえ見えない。
山本紅里夢
西空ともり
西空ともり
西空ともり
山本紅里夢
西空ともり
山本紅里夢
西空ともり
西空ともり
がたん! と何かの落ちる音がした。
山本紅里夢
山本紅里夢
西空ともり
山本紅里夢
布の擦れる音がする。
山本紅里夢
西空ともり
山本紅里夢
山本紅里夢
山本紅里夢
西空ともり
山本紅里夢
西空ともり
西空ともり
西空ともり
西空ともり
西空ともり
山本紅里夢
西空ともり
西空ともり
西空ともり
西空ともり
西空ともり
西空ともり
西空ともり
山本紅里夢
西空ともり
西空ともり
咳を鳴らしたのが聞こえた。
西空ともり
山本紅里夢
西空ともり
西空ともり
西空ともり
西空ともり
山本紅里夢
山本紅里夢
西空ともり
西空ともり
西空ともり
山本紅里夢
西空ともり
山本紅里夢
山本紅里夢
山本紅里夢
西空ともり
山本紅里夢
西空ともり
山本紅里夢
西空ともり
山本紅里夢
西空ともり
西空ともり
山本紅里夢
西空ともり
山本紅里夢
山本紅里夢
西空ともり
山本紅里夢
西空ともり
西空ともり
山本紅里夢
西空ともり
山本紅里夢
山本紅里夢
山本紅里夢
山本紅里夢
山本紅里夢
山本紅里夢
山本紅里夢
西空ともり
山本紅里夢
西空ともり
西空ともり
山本紅里夢
山本紅里夢
山本紅里夢
山本紅里夢
西空ともり
山本紅里夢
山本紅里夢
山本紅里夢
山本紅里夢
山本紅里夢
西空ともり
西空ともり
山本紅里夢
山本紅里夢
西空ともり
山本紅里夢
西空ともり