真冬
由紀
彼は、ゆっくりと振り返って微笑んだ.
真冬
真冬
真冬
由紀
真冬は由紀に抱きついた.
真冬
真冬
由紀
久しぶりの彼の声に涙が溢れる.
真冬
由紀
真冬
由紀
由紀
真冬
真冬
由紀
___1人してごめんな__
真冬
俺の体を叩く音は弱くて、真冬の気持ちが伝わってきた.
由紀
由紀
真冬
真冬
由紀
由紀
真冬の顔が一気に寂しげになる.
真冬
由紀
由紀
由紀
真冬
由紀
真冬
由紀
真冬が俺をじっと見つめた.
由紀
由紀
由紀
由紀
立夏
立夏
真冬
立夏
真冬
『鎌倉駅』
立夏
俺はこの言葉を前は偽った. 自分自身をそうやって落とし込めてた.
真冬
立夏
彼、上ノ山立夏は優しく聞き返す. 今にも壊れそうなその声は心配の気持ちと安心の気持ちを含んでいる. 彼の中に葛藤があっただろう. どれだけ俺と由紀と向き合ってくれたのだろう. ”由紀の代わりになる人はいない" 由紀、俺新しい人を見つけたよ. 夏のように眩しくて、優しい人. 俺は前を向いて歩いていくよ. だからもう_____
真冬
真冬
~end~
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