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コメント
59件
初コメ失礼します とても面白いです!
いいね! 初めまして!
題
背が小さい弟君
~黒尾の弟は引きこもりで~
黒尾 風雅
黒尾 風雅
黒尾 風雅
黒尾 風雅
黒尾 風雅
黒尾 風雅
黒尾 風雅
黒尾 風雅
黒尾 風雅
Game start
俺は、 ある日を境に 学校に行くことをやめた
高校2年に上がってクラス替えがあって
そこから始まった
まず、俺は他の男子生徒に比べ、背が低く
兄である鉄郎との身長の差は大体24cm
頭1つ分違う
同級生は皆175以上
その差でからかわれ
悪戯が始まった
けど、誰かに相談が出来なくて
ずっと嫌な気持ちが心の底に溜まっていった
学校に行かない俺を心配する母に申し訳ない
けど、今はそんなこと言えない
人が怖くて
視線が怖くて
何もかもが怖くなった
俺は現実から逃げ、人と関わることを遠ざけた
鉄郎は嫌いだ
俺の気持ちを分かってくれない
出来ることならばもう出ていきたい
そうすれば楽になれる
ずっとそう思いながら過ごした
もう少しで夏休み
学校を休んでいても学生には与えられる長期の休み
それが俺の少し嬉しいこと。
ご飯はいつも12時間ごとに食べる
それで充分だから
カタカタカタカ
カタカタカタカタカタ
黒尾 風雅
改めて俺の部屋には小学校から中学まで続けてきたバレーボールが転がっている
高校ではバレーはやらなかった
中学最後の総体
部員は13人いた
3年は5人 2年は4人 1年は4人
新しく入った1年は相当な実力があって
俺も相当な実力があった
けど、先生は3年の俺をコートに入れず
1年の方を選んだ
バレーボールは全て身長で決まる
そう言われてしまった
身長は努力で伸びない
誰よりも分かっている
コンコンコン
黒尾 風雅
入って良い?
黒尾 風雅
孤爪 研磨
黒尾 風雅
孤爪 研磨
黒尾 風雅
孤爪 研磨
黒尾 風雅
孤爪 研磨
黒尾 風雅
孤爪 研磨
黒尾 風雅
孤爪 研磨
黒尾 風雅
孤爪 研磨
孤爪 研磨
黒尾 風雅
孤爪 研磨
黒尾 風雅
孤爪 研磨
黒尾 風雅
孤爪 研磨
孤爪 研磨
黒尾 風雅
研磨はよく俺の生存確認に来る
研磨は1年の頃の同じクラスの奴
幼なじみって言うのもあるけど少し話す
鉄郎は部屋に入ってこない
きっと俺が嫌いなんだと思う
でも、それでいい
1人の方が2人の時より気楽だ
黒尾 風雅
確か朝ご飯を食べたのは9時だ
けど、お腹がすいた
少しでも食べておいて食べたことにするか
けど、今の時間は鉄郎がご飯を食べている時間だ
部屋に置いてある非常食はストックが切れた
買いに行って時間を潰すか
それか我慢する
仕方がない
ご飯を食べに行こう