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背が小さい弟君

~黒尾の弟は引きこもりで~

黒尾 風雅

黒尾 風雅
クロオ フウガ

黒尾 風雅

黒尾 風雅

16歳

黒尾 風雅

164cm

黒尾 風雅

52kg

黒尾 風雅

少食

黒尾 風雅

好き
·バレーボール
·いちごタルト

黒尾 風雅

幼なじみ
·孤爪研磨

黒尾 風雅


·黒尾鉄郎

Game start

俺は、 ある日を境に 学校に行くことをやめた

高校2年に上がってクラス替えがあって

そこから始まった

まず、俺は他の男子生徒に比べ、背が低く

兄である鉄郎との身長の差は大体24cm

頭1つ分違う

同級生は皆175以上

その差でからかわれ

悪戯が始まった

けど、誰かに相談が出来なくて

ずっと嫌な気持ちが心の底に溜まっていった

学校に行かない俺を心配する母に申し訳ない

けど、今はそんなこと言えない

人が怖くて

視線が怖くて

何もかもが怖くなった

俺は現実から逃げ、人と関わることを遠ざけた

鉄郎は嫌いだ

俺の気持ちを分かってくれない

出来ることならばもう出ていきたい

そうすれば楽になれる

ずっとそう思いながら過ごした

もう少しで夏休み

学校を休んでいても学生には与えられる長期の休み

それが俺の少し嬉しいこと。

ご飯はいつも12時間ごとに食べる

それで充分だから

カタカタカタカ

カタカタカタカタカタ

黒尾 風雅

、、、

改めて俺の部屋には小学校から中学まで続けてきたバレーボールが転がっている

高校ではバレーはやらなかった

中学最後の総体

部員は13人いた

3年は5人 2年は4人 1年は4人

新しく入った1年は相当な実力があって

俺も相当な実力があった

けど、先生は3年の俺をコートに入れず

1年の方を選んだ

バレーボールは全て身長で決まる

そう言われてしまった

身長は努力で伸びない

誰よりも分かっている

コンコンコン

黒尾 風雅

入って良い?

黒尾 風雅

、、、どっちでも、、

孤爪 研磨

じゃあ入る

黒尾 風雅

、、、

孤爪 研磨

夏休みの宿題、、、

黒尾 風雅

、、、ん、

孤爪 研磨

、、、学校は?

黒尾 風雅

、、、行かない、

孤爪 研磨

、、、

黒尾 風雅

、、、

孤爪 研磨

そのゲーム何?

黒尾 風雅

、、、ちょっとした対戦ゲーム

孤爪 研磨

それは楽しい?

黒尾 風雅

、、、普通、

孤爪 研磨

俺もそれやってる

孤爪 研磨

フレンド交換しよ

黒尾 風雅

、、、無理、

孤爪 研磨

じゃあ、一緒にやらない?

黒尾 風雅

無理

孤爪 研磨

、、、じゃあ、またここ来て良い?

黒尾 風雅

、、、どっちでも

孤爪 研磨

じゃあくる

孤爪 研磨

じゃあね

黒尾 風雅

、、、うん

研磨はよく俺の生存確認に来る

研磨は1年の頃の同じクラスの奴

幼なじみって言うのもあるけど少し話す

鉄郎は部屋に入ってこない

きっと俺が嫌いなんだと思う

でも、それでいい

1人の方が2人の時より気楽だ

黒尾 風雅

、、、7時か、

確か朝ご飯を食べたのは9時だ

けど、お腹がすいた

少しでも食べておいて食べたことにするか

けど、今の時間は鉄郎がご飯を食べている時間だ

部屋に置いてある非常食はストックが切れた

買いに行って時間を潰すか

それか我慢する

仕方がない

ご飯を食べに行こう

この作品はいかがでしたか?

340

コメント

60

ユーザー

1年経って戻ってきちゃった☆

ユーザー

初コメ失礼します とても面白いです!

ユーザー

いいね! 初めまして!

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