テラーノベル
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いつもならすぐお帰りの声が聞こえるのに
今日は自分の部屋に居るのだろうか
帰るのが少し遅れたし今からご飯作るか
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呂戊寝起きだと分かるくらい眠そうな声だな
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兄さんの帰りが遅れた理由なんて知ってるから
あいつがいなければ
兄さんは
僕だけの__
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完璧な兄さんがそんな事する訳ないじゃん_笑
僕が知ってるのは兄さんの___
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兄さんは笑いながら親友であるあいつの名前を出した
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僕の中の何かがさらに黒く染まっていく
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呂戊が急に立ち上がり俺に近づいてくる
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いつもの声とは違い少し低めの声で 囁かれた俺の体はビクリと反応してしまった
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兄さんが僕の声で反応したッ カワイイ♡
あぁ~早く閉じ込めたいな
今日の呂戊はどうしたのだろう
虎に対しての言葉が尖っているような…?
もしかしたら呂戊は__
今日は来るのが早かったのか誰もいなかった
静かな時間が過ごせると思っていたその時
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両手を広げ部屋に飛び込んできた宇佐美紫新
相変わらずのハイテンションに俺は苦笑いを返す
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宇佐美さんのテンションの高さに俺は キャパオーバーしそうだったから助かった
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寝不足だけなのか、遍お前は何に悩んでいて_
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虎の眉がピクリと跳ね上がった
周囲に人がいないことを確認し 遍のデスクに手をつき声を潜める
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あんな事があったら依存するのも普通では
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虎の言葉に俺の脳裏に昨夜の呂戊の 低い声がフラッシュバックする
その頃呂戊は高校の教室の片隅で スマートフォンに繋いだイヤホンに耳を傾けていた
ノイズの向こうから聞こえるのは 愛しい兄遍の声そして邪魔な男虎の声
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虎が遍を心配するような口調を見せるたび 呂戊の端正な顔が醜く歪んでいく
内緒で仕込んである盗聴器
そこから漏れる音声を呂戊は何度も 巻き戻しては聞き返した
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笑みを浮かべる呂戊の視線の先には カレンダーに赤ペンで大きく丸をつけられた
遍がやってくる『運命の日』の日付があった
4.特別授業
#しにがみ
しもつき
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コメント
1件
うわっ…第3話、めっちゃ急展開で鳥肌立ったよ😭💦 呂戊くんの「閉じ込めたいな」って台詞と、あの盗聴…完全にヤンデレ覚醒じゃん!?でも幼い頃のトラウマ思うと「依存するのも仕方ない」って遍くんの言い分にもちょっと共感しちゃうんだよね…。 虎さんの「お前に依存しすぎ」って警鐘、これからどう響くんだろ🫣 次回「特別授業」、学校で何が起きるかマジ怖いけど楽しみすぎる…!!🔥