橙が目覚める10分前…
橙
…
橙
…
医師
~~
外でなんか…話しとる?
…、
赤おるかな…
…、
身体が動かんなぁ…、w
俺…もう…
ダメや…こんなこと考えちゃ…
…
橙
…、
橙
ハァ…ハァ…
呼吸をするのが難しい
意識がなくなったり、 戻ったりして…
不思議な感覚やな…
ガラガラ…
橙
…ハァ…ハァ…、
入ってきたんかな?…
赤
桃…ん‥けて
桃
お‥う、
何か話しとる…
シャー
橙
ハァ…ハァ…
桃か…
驚いとるなぁ…
赤か…
なんか‥久しぶりな気がするなぁ…
今すぐ抱きしめたい…
でも…意識が朦朧としていて…
無理や…
橙
ハァ…ハァ…
8分後
橙
んんぅ…
橙
パチッ…
あれ…ここ何処や?
病院か…、
…そっか俺倒れて、
赤
~~
赤
~~
桃
~~~
桃
~~!
紫
~~!
何を言っているのか良く聞き取れない。
でも、段々と意識が戻ってきたのは分かった。
みんなの顔が見えてきた。
そんなことを思っていたら
ナースコールが鳴った
ガラガラ…
医師
失礼します、
医師
橙さん?
医師
分かりますか?
橙
コクッ
その後すぐに‥医者が来て
質問を沢山された。
呼吸をするのが難しかったから
力を振り絞って頷いた。
医師
呼吸器を外しても大丈夫そうですか?
橙
コクッ
本当は無理だと思ってた。
呼吸器を付けてても呼吸をするのが 苦しかったし、
医師
それでは…呼吸器、外しますね
カチャカチャ
橙
ハァ…ハァ…
ダメや…息が…
医師
んー?
医師
まだ難しそうですね。
医師
呼吸器付けてしまってもいいですか?
自分の無力さが悔しかった。
橙
コクッ…
カチャ
医師
それと…この方達が分かりますか?
当たり前や…
俺の大好きなメンバーと 恋人
すぐに頷いた
橙
コクコクッ
医師
大丈夫そうですね。
医師
皆さん、橙さんは大丈夫です。
赤
!!ポロポロッ
赤
よかったよぉポロポロッ
愛しい赤の声が聞こえる
メンバー全員の優しい声。