腹違いの兄弟

今日は母親の葬式

２０歳のときに俺を産んで16年

俺を産んだ後に５人産んだ

父親は６人目が生まれた後に別の女を作って出て行った

６人目が生まれて7年...

母は俺たちを愛してくれた

お金はじーちゃんやばーちゃんが出してくれたから

それなりに生活してた

母さんの死因は...不明

大切な人を失った

そんなとき

"あいつ“が来た...

奴は３人の子供を連れてやって来た

ブン殴ろうとしたら、弟たちに止められて

大っ嫌いな父親の話を聞いたら

「この３人は俺の子供、いらないからお前らにやる」

マジでクソだろ？

その後じーちゃんたちが警察に通報してあいつは逮捕

残された３人は...とりま家で保護することになった

俺は辰哉、高校1年生の16歳

この子は涼太、小学6年生の12歳

大介は次男で中学2年生の14歳

翔太は涼太との双子の兄

照は小3の9歳、亮平は小1の7歳

ノックをして部屋に入ろうとしたら話し声と泣き声が聞こえた

ガチャッ

バチッン！！

みんなの泣き声が聞こえる

この小さい子たちはすやすやと

少し不安そうだけど、静かに寝ている

一番年上の子が5歳

二番目の子が3歳

一番小さい子は2歳

この子たちの父親は俺たちと同じ

この子たちの母親は...？

腕を見るとあざが少しある

この子たちは捨てられて腹違いの兄弟たちに一時的に保護された

あの子たちを保護して1週間

警察が来たり、児童相談所の人が来て

３人の子供をどうするか...と聞かれた

じーちゃんやばーちゃんはもう年で小さい子を見ることはできないが

お金は出してくれるらしい

たくさんの大人たちと兄弟たちと相談して

３人の子供たちをうちに迎えることにした

この子たちは腹違いの兄弟になる...

それでも俺らはこの子たちを...愛せるのかな...？