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発信機を頼りに 路地を進んでいく。

進むにつれ人が減り、 繁華街から離れている。

八百万百

ここが発信機の示す場所ですわ

切島鋭児郎

これがアジト…いかにもだな!

八百万百

わかりません…ただ、私が確認した限り敵は丸1日ここから動いてません

八百万百

敵がいるからと言って爆豪さんがいるとは限りません

八百万百

私たちが今どれだけか細い情報でここに立っているか冷静に考えてみて下さい

飯田天哉

耳郎くんや葉隠くんのようなスニーク活動に秀でた者はいない

飯田天哉

少しでも危険だと判断したらすぐ止めるぞ

飯田天哉

友であるからこそ警察への通報も辞さんからな!

緑谷出久

……ありがとう飯田くん

緑谷出久

出来る範囲で出来ること…考えよう

着いた場所は 廃倉庫のような建物だった。

中も外も暗く、 人がいるようには見えない。

切島鋭児郎

電気も点いてねーし、中に人がいる感じはねえな

轟焦凍

木を隠すなら森の中…廃倉庫を装ってるワケだな

轟冷花

一日動いてないってことは…ここに住んでるわけじゃないよね…?

緑谷出久

正面ドア下に雑草が茂ってる…他に出入口があるのか

緑谷出久

どうにか中の様子を確認出来ないものか…

おいホステス〜!

轟冷花

何してんだよホステス〜、俺たちと飲みましょ〜

やーめとけバカ!

姉ちゃん可愛いね〜?いくら払えば遊べる〜?

轟冷花

え、

轟焦凍

おい、触んな

八百万百

い、一旦離れましょう!

轟焦凍

多くはねえが人通りがある…

八百万百

目立つ動きはできませんわよ

八百万百

どうされますの?

緑谷出久

……裏に回ってみよう

緑谷出久

どれだけ細くても僕らはここしか情報がない

裏に回るために建物と 建物の間の細道を通る。

八百万百

狭いですわ…つっかえそう

轟冷花

緑谷出久

安全を確信出来ない限り動けない…ここなら人目はないし…

緑谷出久

あの高さなら中の様子見れそうだよ!

緑谷くんが指差したのは 建物にある窓。

轟焦凍

この暗さで見れるか?

八百万百

それなら私暗視鏡を…

切島鋭児郎

いや!八百万それ俺持ってきてんだな実は

緑谷出久

ええすごい!なんで!?

切島鋭児郎

アマゾンには何でもあってすぐ届くんだ

切島鋭児郎

1つしか買えなかったけどやれる事考えた時に…要ると思ってよ

轟冷花

すごい、用意周到だね

轟焦凍

よし、じゃあ緑谷と切島が見ろ

轟焦凍

俺と飯田で担ごう

建物を囲う高い塀の前で、

焦凍が緑谷くんを、 飯田くんが切島くんを担ぐ。

飯田天哉

様子を教えたまえ切島くんどうなってる!?

切島鋭児郎

んあー…汚ねーだけで特には…

切島鋭児郎

うおっ!!

緑谷出久

切島くん!?

切島鋭児郎

っべェ!

轟焦凍

どうした、何見えた!?切島!

と、暗視鏡を使っていた 切島くんが顔色を変える。

切島鋭児郎

左奥…!緑谷左奥!見ろ!

緑谷出久

!?

緑谷出久

ウソだろ…!?あんな…無造作に…アレ…全部、

轟冷花

何?何があるの?

緑谷出久

脳無…!?

ク ー ル な あ の 子 は シ ス コ ン ら し い

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