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Limeの果汁(元Lime)
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読了です🌙 歌舞伎町のネオンと、アメリカの苛立ち、中国の孤独、ソ連の圧…1話目から世界の緊張がぎゅっと詰まってて、重い空気がひしひし伝わってきました。「もう崖から突き落とされている」の一文が特に刺さります。GDP世界一の裏側で敵だらけの日本、この先どう転ぶのか気になります。続きも静かに読みにきますね🤍
この作品はcountryhumansの小説です 日本嫌われとなります(中国も孤立気味)
この作品では1960年代~70年代の日本でいう 《高度経済成長期》という史実を扱っております ですが政治的意図や戦争賛美などはありません 宗教的意図も含まれておりません
あくまで《もしも》の世界線です 実際の史実とは異なります 《もしも日本が高度経済成長期にGDPが世界一になったら》 という世界線の小説です
少々棘のある内容となりますが ご了承ください
prologue ↓
1970年、東京の新宿にて。 24時でもギラギラと輝く眠らないネオンが立ち並ぶ町があった。
それが____
歌舞伎町だ。
大人の活気が溢れるこんな町には紫煙が漂う。
日本中が高度経済成長期の好景気に酔いしれ、 月が目を瞬こうとも振り返りやしない。
そして、今やその日本は。
GDPはアメリカを超え、 西側諸国では世界一を誇る経済大国として東洋に君臨している。
一方、その頃。
アメリカの時刻は午前10時。 とある都市の会議室に、机に拳を叩きつける鈍い音が響いた。
米
米
米
米
爪を噛む嫌な音だけが朝の会議室に響いた。
中
ひどく掠れた声が洗面所に谺した。 中ソ対立の溝は日に日に深くなるばかり。
海を挟んだ近隣には世界一の経済大国。 西にも南にもソビエトの同盟国。
冷戦時真っ只中の時代。
中
中
北の大地を統べる大国と、太平洋の向こうの強大な国家。 それに挟まれた三つ巴の時代。
四方八方から睨まれ、味方はほとんど存在しない。
既に崖から突き落とされている。 息のできない、そんな時代。
激しい吹雪と風が身体を貫く厳しい気候の中。 森で口角を歪める影がただひとつ。
冷戦中のこの時代。 緊張緩和が始まった時代。
しかし、南の五月蝿い国家を抑えねばならない。 例え、《核》を使用することになろうとも。
蘇
蘇