3つの魔法の力が段々と高まっていくことがなんとなくわかる。 これも、きっと私の能力の一部
すると1つの力が放たれた。 それは
エマ
ルイはシン先生の右腕を掴んでいた
最初に力を使ったのはルイだった。
エマ
シン
すると2つ目の力が放たれた。 それと同時に紐のような物がカレンの首を絞める。
カレン
その2つとは違う魔法の力が段々と小さくなっていく これはカレンの力だ。
エマ
ルイ
シン
エマ
その言葉と同時にカレンの首を絞めていたシン先生のネクタイは緩み力なく地面に落ちた。
カレン
ふらふらとカレンは しゃがみこんだ。
ルイ
ルイはシン先生の手を掴んでいた 手を離しカレンへと駆け寄る。
カレン
ルイはそっとカレンの背中をさする。
ズキン
心臓より奥が痛んだ。
シン
ルイ
ルイはカレンのそばから シン先生を睨む
シン
エマ
私もカレンへと駆け寄る
カレン
カレンは眉をハの字にして笑った こんなの笑ってるうちに入らない
エマ
ルイ
エマ
ルイ
カレン
エマ
シン
エマ
シン
ルイ
カレン
必死に止める友達。 殺そうとするシン。 この状況からどんなことが待ち受けているかなんとなくわかる。
今までの生活には戻れないかもしれない。 でも、 友達を危険にさらしてまでここに3人で過ごしたい訳じゃない。 今までそばにいてくれたその二人を今度は私が守る番なんだ。
エマ
そう言い残し私は シンの手を取り 空へと飛んだ。
ルイ
最後に聞こえたのはルイが私の名前を呼ぶ声だった