苦しい。
口の中に水が入って
息ができない。
でも、これでいい。
このまま、私は死ぬんだ。
クラゲ
紺野 美乃梨 ─コンノ ミノリ─
クラゲ
紺野 美乃梨 ─コンノ ミノリ─
クラゲ
紺野 美乃梨 ─コンノ ミノリ─
そういえば、苦しくない。
キラキラと天井が光る。
天井じゃない、水の水面だ。
クラゲ
紺野 美乃梨 ─コンノ ミノリ─
クラゲ
クラゲ
そこは、水の中なのに
桜がひらひらと舞い、
水の中だとは思えなかった。
桜の木の隣に
白髪の美しい人が
透明な笑顔で
笑っていた。
クラゲ
水光 祠禄 ─スイコウ シロク─
紺野 美乃梨 ─コンノ ミノリ─
水光 祠禄 ─スイコウ シロク─
水光 祠禄 ─スイコウ シロク─
水光 祠禄 ─スイコウ シロク─
紺野 美乃梨 ─コンノ ミノリ─
紺野 美乃梨 ─コンノ ミノリ─
クラゲ
王子様ってこうなんか…
もっといばってて、
あんなにふわふわじゃないはずなのに
なんであんな人になれるんだろう…
水光 祠禄 ─スイコウ シロク─
水光 祠禄 ─スイコウ シロク─
紺野 美乃梨 ─コンノ ミノリ─
水光 祠禄 ─スイコウ シロク─
水光 祠禄 ─スイコウ シロク─
水光 祠禄 ─スイコウ シロク─
桜の花びらに文字が書かれて、
私のところに舞ってきた。
紺野 美乃梨 ─コンノ ミノリ─
水光 祠禄 ─スイコウ シロク─
水光 祠禄 ─スイコウ シロク─
紺野 美乃梨 ─コンノ ミノリ─
水光 祠禄 ─スイコウ シロク─
水光 祠禄 ─スイコウ シロク─
紺野 美乃梨 ─コンノ ミノリ─
水光 祠禄 ─スイコウ シロク─
すると、また桜が舞って
私の周りを優しい台風のように
巻き込んだ。
紺野 美乃梨 ─コンノ ミノリ─
紺野 美乃梨 ─コンノ ミノリ─
水光 祠禄 ─スイコウ シロク─
紺野 美乃梨 ─コンノ ミノリ─
水光 祠禄 ─スイコウ シロク─
クラゲ
水光 祠禄 ─スイコウ シロク─
クラゲ
水光 祠禄 ─スイコウ シロク─
紺野 美乃梨 ─コンノ ミノリ─
♥100!
コメント
2件
楽しみにしています‼️
続き書いてください